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〔天皇賞・春〕 孤立のオルフェーヴル(1)

2012/05/02 16:53 「競走馬」個論 [オルフェーヴル 天皇賞 阪神大賞典 ]

圧倒的1番人気で 今回のレースの主人公であった オルフェーヴル。 それが 惜敗でもなければ、足下を掬われたわけでもなく、 それは自滅といっていい負け方でした。

私が感じたことは、 「あの乗り方には異議あり」「こんな調整は問題あり」・・・という ふたつのこと。

すなわち「騎乗の失敗」と「調整の失敗」です。 それは オルフェーヴルにとっては、[実力でない部分で大きな不利を負った]という 悔しい限りのレースだったことでしょう。

今回、普通に回顧を書こうとしたら、すんごい長文になりそうなので、 ひとまず 天皇賞の前哨戦 阪神大賞典 の部分で 一括りしました。

おそらく この天皇賞の惨敗に関して、きっと このブログを気になった方もいらっしゃることと思います。 そこで私の考えている範囲で 好きに書いてみることにしました。

(19時 一部修正)

非常識な阪神大賞典

休み明けの阪神大賞典、追い切りの馬の動きは GIでは恥ずかしくないものだったと思います。 ただし、追い切りの陣営の手法としては 疑問符の付くものでした。

調教師として当然 考えなくてはいけないことは、 本番前の休み明けとなる 阪神大賞典(距離3000m)では、 当然 馬の気持ちが逸る(はやる)危険が高くなるということです。

陣営として 一般的に考慮するのは 馬の気持ちをいたずらに高ぶらせないためにも、「調教には工夫が必要」になってきます。 つまり、馬体を着実に作り上げながらも、直前では 穏やかに追い切ることです。

しかし、この厩舎は、 坂路調教でビッシリと追ってきました。 騎手が跨って、栗東坂路を50秒台で一杯に追っています。

栗坂 良:50.7-37.4-25.2-12.9 一杯

「これまで そうやって結果を出してきたから・・・」という言い訳が聞こえてきそうですが、それこそ結果論だと思います。 もっと言うと、近走の休み明けで 51秒を切るような追い切りはしていないのですから、 今回 こんな追い切りを休み明けにして 距離3000メートルに臨んだ陣営は、やはり失敗をやらかしているのです。

〔スプリングS〕栗坂路 52.6 / 〔神戸新聞杯〕栗坂路 53.1 / 〔阪神大賞典〕栗坂路 50.7

その結果、レースは どうなったか。

気性の強い この馬にとっては、休み明けにビッシリと追われたというのに、 いざレースが始まってみれば 長距離のスローペースを、意に反して チンタラチンタラと走らされ、 鞍上には 思いっきりハミを引っ張りあげられ続けたわけです。

何とか 騎手は逃げ馬との馬体を離して 馬を宥めていましたが、 闘争心の極まったオルフェーヴルは、ゆめゆめ逃げ馬をいつまでも許さないでしょう。

前に邪魔する馬がいるわけでなし(騎手が終始 他馬の後ろに入れることもできず)、 馬には余力のある状態なのですから、当然 前の馬ナムラクレセントを捕まえに行きます。

私としては、2周目向こう直線までは、(天皇賞のお勉強としてどうかはともかく)レースとして よくやっていると思います。 逃げ馬と距離を置き、馬もそれほど荒れていません。

このまま 自然に 優勝できる 競走だったと思います。

馬が走りを止めた!?

2週目向こう直線で馬が止まりかけた場面を改めて見てみました。

オルフェーヴルは、きちんと周回しようと 内に切れ込んでいますね。 これから3コーナー・4コーナーを周回して まだ走る気になっています。

ところが向こう直線からカーブに入るところ、 池添騎手が それまでと違う すごい動きで グンッ! と手綱を引っ張り上げています。 発端はこれですね。

馬がビックリしたように 「え? え? なに? もしかしてレースが終わり??」となって、走りを止め 惰性で流しています。 直線先頭になったあとで 強い急制止の指示が出たので、馬が ゴールと間違えたのか あるいは 虚を突かれて 戸惑ったのでしょう。

そこから、あまりの失速に 騎手も慌てて追っ付け始めます。 馬も 「まだレースが続いているじゃないかーっ!」と言わんばかりに 追っかけてます。

つまり、何が言いたいのかというと、 「なんだ、騎手のせいじゃないか!」ということです。 こうなると問題は、「馬が止まった謎」なんか無くて、「騎手が馬を止めてしまった謎」の方です。

あんなところで、何故 異様な急制止の指示を出したのか?ということですね。 馬が止まっても なんら不思議じゃないです。

おそらく・・・・、馬を先頭に立たせるわけにはいかないと騎手が焦ったのでしょう。 ここまで馬群に入れることも出来ず、外々を廻っておいて、いまさら本番の溜めの練習もヘッタクレも無い気がするのですが、 ともかく「先頭に立たせるな!」という強い指示が騎手に出ていたのかもしれません。


オルフェーヴルにとっては、勝利を逃しただけでなく、本番への収穫どころか、 騎手のせいで「調教再審査」という宿題まで負わされた 不遇の阪神大賞典だったのです。


(追記:17:30) 先行は 陣営の指示だったとの話もあるようですが・・・。 あと、急制止の理由については幾つかの説があるようですが、私としては まだ ハッキリしていません。

(続く)
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