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【再録】サンエイサンキュー事件に関して(3)~救えたはずの命

2011/03/09 14:17 競馬雑記 [サンエイサンキュー 競馬「裏」事件簿 田原成貴 ]

前の記事の後半部分ですから、同じ2004年に書かれたものです。

競馬というギャンブルは、多くの競走馬の命が犠牲によって支えられている部分があります。 極論すれば、人間がギャンブルのために 多くの馬の命を犠牲にしているのです。

しかし、競馬という存在が無くては、競走馬の種族は 滅びかねない脆弱な種族でもあります。 食肉や皮・毛とは違いますが、 家畜という「人間族との共存関係」とも見ることは出来ます。

しかし、体力を消耗させるまでに酷使し、故障させ、延々と続く蹄葉炎の苦しみの中で息絶えていくという馬が居るとしたら?

それは 家畜や 経済動物 という以上に、もっと残酷なことをしたのだと思いませんか。


馬と人間と

あの事件には「田原騎手vsサンスポ」という報道的問題もさることながら、 「サンエイサンキュー」という馬に対する人間側の扱い方の問題もありましたね。。

ほんと、可哀想なことになってしましましたよね。

馬の管理という問題に関しては、なまじ競走馬の管理・調教という専門分野だけに、一般の人が口を挟みにくいこともあって、私も含めてキチンと議論できていません。 当時は私も競馬初心者で、難しいことは判りませんでしたけど。。。

この事件は、裏事件簿で書いているような、「田原騎手が何をどう表現したか」なんてだけが問題ではなかったはず。 サンエイサンキューの馬体に関して、競馬のプロである一騎手があそこまでの不調を訴えたというのに、人間側が結局助けてあげられなかった。

そのことがヴァルキリーさんが心に残っている部分ではないか、と私は感じました。 というか、私も恐縮ながらヴァルキリーさんの書き込みを頂くまで、この部分を忘れていました。

そこに触れずして、競馬[裏]事件簿のような、この「サンエイサンキュー事件を再検証」だなんて、おこがましいし、言葉の遊びに過ぎないと思う。

表現の仕方がどうであろうと、その騎手の言葉には意味があったと思う。 それをどう間違ったか、あんな騒動になってしまった。 結果としては、サンエイサンキューを死に追いやってしまった。 田原騎手が主戦騎手から降り、乗り替わった有馬記念で、サンエイサンキューは脚を壊し、そして蹄葉炎に苦しみながら逝ってしまった。

競走馬というのは、経済動物で、或る意味では残酷な存在ではあります。 しかし、サラブレットは人間の意図に沿うことにより生き残れる種族でもあります。 「生物は、どんな形であろうと環境に合わせて自分の子孫を残すこと」、これが生物の至上命題です。 サラブレットが、おそらく人間の存在無しに、日本で野生種として生き残れる可能性は少ないと思いますし、それが正しい生態系の在り方とも思いません。

だから競走馬は、残酷ながら、そこには「サラ種」の存在を賭けて、人間の作った競馬という世界に依存・従属していますし、それは仕方無いことでもあります。

だけど、生物の一個体として、、、 「サンエイサンキュー」という馬が、あそこで死に追いやられる必要性があったと納得できるか? というと、私としては「否」です。

G1で勝ち負けになる競走能力が有り、繁殖牝馬としての道があるはずだった。 この世に生まれてきて、毎日早朝からの運動や稽古をこなし、そして競馬ファンに走る姿を見せてきた、思考や感情や命のある馬が、多くのファンとのつながりを得ていながら、田原騎手の発言という助けられる機会がありながら、救えなかった。

どう考えても「仕方無い 死」とは納得できない事件です。 その助けられる機会を、しっちゃかめっちゃかな騒動で紙面の盛り上げしか考えない新聞社で混乱を生むしか出来ないという、この騒動は何なのか?

本当にサンエイサンキューを検証というなら、新聞の文言がどうだとかいうチマチマしたことで原稿を作らずに、事件全体を検証し、こんな不必要な悲劇を生まないように今後の糧にすべきでしょう。

それこそが「サンエイサンキュー」を中心とした一連の騒動を、ムダにせずに 活かす方法なのではないかな・・と思うのです。

・・・長文になってしまいましたが、私がモヤモヤとして書けなかった部分を、 ヴァルキリーさんの書き込みをキッカケに率直に書いてみました。

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[Comments]【再録】サンエイサンキュー事件に関して(3)~救えたはずの命 投稿欄

239 ★ 通りすがり さん…URL @ 2011/04/07 18:58 [編集]
今は無き競馬雑誌「プーサン11 ’98晩春」は読まれましたか?
田原元騎手についての記事があります。もちろん、サンエイサンキュー事件も扱われています。

書いているのは、

第1部 橋本全弘氏
第2部 プーサン編集部

以上、ご参考までに。
 
238 ★ さん @ 2011/03/28 21:51 [編集]
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237 ★ 無頼庵 さん…URL @ 2011/03/28 12:31 [編集]
馬主と調教師
このときの有馬記念はトウカイテイオーの負け(虫下し)とともに記憶に新しいです。サンスポの水戸記者(記者と呼ぶ資質があるかどうかは疑問ですが)は寝坊して実際の会見に間に合わず直接取材をしない上での煽り記事ですよね。マスコミのいい加減さは今も昔も変わりません。
サンエイサンキューに関しては馬主の意向が重要視されすぎた印象をもっています。馬主対調教師が対等の関係でないところに悲劇があったのではないでしょうか。別の言い方をすれば馬に対する愛よりもお金や名誉が優先された、あるいはプロがアマチュアに負けたということでしょうか。
田原さんの立ち直りを願います。

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