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〔東京優駿〕調教通信的回顧~ロジユニヴァース編

2009/06/05 13:21 「競走馬」個論 [ロジユニヴァース 東京優駿 日本ダービー 皐月賞 弥生賞 回顧 ]

まず、ロジユニヴァースについて。

今回は仕上がりとしては 9分程度でしたが、この馬の基礎能力と馬場展開と枠順が優勝に導いたといえます。

優勝後、インタビューで横典が、この馬の出来に関して 不安があったように述べていますが、 ここで、おそらく どこでも書かれていないであろう 私なりの見解などを。

ここが 横山騎手が出来に関して自信がもてなかった点と大きく関連していると思います。 今回は、私なりに感じていたその経緯を書いてみます。

(20時:一部修正加筆)

≪仕上げすぎた弥生賞

これには 伏線があったと思います。

弥生賞(3月8日)では、2月18日の段階で 助手により馬がほぼ仕上がっていました。 (南W 5F:63.6 4F:49.1) ただ、これでも 休み明けという事情もあるし、出走まで時間もあるし、これが直接 問題あるというわけではありません。

このときの問題は、ここから仕上がりを一度 冷ましたりすれば良かったものを、 横山騎手がここから さらに追い討ちをかけて仕上げてしまったことです。 (南W 5F:62.2 4F:49.9 )

そして 横山騎手騎乗で そのまま強烈な最終仕上げに突入しました。 (坂路: 47.9-35.8-24.4-12.6)

これで弥生賞は極限に近い 仕上がり。 優勝はしたものの、余力を残せずに その反動が起きたのでしょう。

一般的に言って 騎手は調教が下手です。馬を必要以上に走らせてしまいがちです。 調教に慣れている 調教専門的騎手 や 武豊のような馬の調教に手腕のある騎手はともかく、 安藤勝己など 一流組でも 下手ッぴは 少なくありません。 だから普通なら 横山騎手が調教で下手を打った ・・・というところなのですが。

ですが、この厩舎そのものも、手腕にヘンテコなところがあるようですね。 だから、この問題が 騎手にあるのか、厩舎にあるのか、よく判らないです。

≪チグハグ急仕上げの皐月賞

このときは牧場から帰って、助手が調整をしています。 皐月賞(4月18日)を睨んでの調教のはずですが、1日の時点で まだ ユルユルの調教しかしていない有様。 (南W 6F:83.6 3F:40.0) あとは、残る2週間で 仕上げていかなくてはいけません。時間が有りません。

一週前調教となる4月8日(出走まで 残り10日)。 ( 5F:69.3 3F:38. 2 ) やっと仕上がりの端緒が見えてきます。 ですが、これでも 調教が足り無すぎる状態です。 基礎部分が復調途上のため、最終仕上げで 足りない部分を 詰めなくてはいけません。

ここで皐月賞は、もう最終仕上げに微かな望みが辛うじて繋がっている状態です。 完璧な仕上がりは 間に合わないとしても、或る程度の仕上がりとして 実戦の反動を起こさない形にするしかありません。 そこから あとは この馬の潜在能力に賭けるしかないでしょう。

この時点で課題は 調教の基礎部分さえ足りていないことです。 そのため、負荷を掛けなくてはいけませんが、かといって ここで掛け過ぎると 馬体が出来ていないために 反動が来ます。 つまり負荷といっても この局面、時計を出したからといって 良い調教ではありません。 ここで必要なのは、バテるほどの好時計の調教ではなく、ねちっこく馬体に負荷を掛けて 基礎部分を高める調教です。 これが出来る負荷の程度を把握し、それを調教に実践するのは、なかなか難しいと聞きます。

つまり、ここから 仕上げるのは 高度な技術が必要な局面でした。 それこそ、藤澤和雄厩舎や角居勝彦厩舎など一流クラスの技術です。 むしろ 勝負時の精度の高さでは音無秀孝厩舎が最高かもしれません。

ですが、この萩原厩舎も横山騎手も、そこまでの技術はもっていなかったようです。 ここで初めて横山騎手の手により目一杯に追ってしまいます。 (南W: 64.6-50.1-38.0-12.9) 時計だけなら 問題は無いように見えるし、実際 これで太鼓判を押してしまった 競馬記者・競馬関係者が 多くいたようです。

調教映像では、他馬を馬なりで豪快に交わしていく映像もあり、絶賛されるところもありました。 ただ、私は、首の使い方が気に入らなかった。だから、私は映像でも評価を良くしなかったのです。前足を掻き込むための補助として首が上下に振れるのではなく、首を前に伸ばすような姿勢に見えたためです。俗に言う、「(アゴ)が出る」って感じです。走っていて苦しいときには、人間でもアゴが出ますよね。

これまで述べたように、調整過程で足りていない状態で 最終追い切りで時計を出したことは 問題でした。しかし、調整過程をきちんと見れば、これが無理のある時計だと察知が可能な事態でした。 だから 馬体重10kg減という追加情報が入った時点で、明らかに調整ミスだと判るはずなのです。

皐月賞は、馬体減。過剰に強い調教でも元気が無いという有様。反応も手ごたえも悪くなりました。終いは追うのを諦めたようです。

≪怖くて仕上げ切れなかった?ダービー≫

ここまでチグハグな調整だったロジユニヴァース皐月賞のあと、大一番のダービーまで一ヶ月ちょっとというのに、 基礎調整を牧場に丸投げするという 色々な意味で 常識を覆すこの厩舎。

5月13日の調教。 (南Wで 6F:80.3 4F:52.4 3F:39.4 1F:13.6) 2週前としては ギリギリ何とか間に合いそうな程度の調教が出来ました。 本当は 終い1Fまで キッチリ走らせたいところでしたが・・・馬体重不安が頭を過ぎったのでしょうね。

ところが 5月20日の調教で おかしな調教をしてきます。 (南Wで 6F:80.8 3F:38.7 1F:12.6 直一杯 追走先着0.1秒) という 甘い調教で済ませてしまったのです。終い3Fを ダラーッと流すような 当たり障りの無い調教です。

ここは 私が調整過程で調教負荷に疑問のあった部分です。

これが、「馬体重を気にした」のか、「調教失敗のトラウマ」が 感覚を狂わせたのか。 それとも「調教というものを判っていなかった」のか、理由は明確ではありませんが。

とにかく陣営は、「(あつもの)に懲りて (なます)を吹く」(熱いものを口にして火傷を負った人は、その恐怖心から 冷たいと判りきっているものさえ ビクビクと用心する)ことになったのかもしれません。

一週前にこんな緩い調教をしてしまって、 却って重め残りが出るのではないか?という危惧を抱きました。 だから、今回は理想馬体重を明記したのです。

横山騎手は、この問題の緩い調教が最後となったため、 これがロジユニヴァースの出来に関する印象となっていたと思います。

そして最終追い切りで、今回は坂路に切り替え、攻め役も中谷騎手に切り替えです。 美浦坂路:50.0-36.1-23.5-11.7(強め単走) これが結果として 良かったと思います。この好調教が無かったら、どうなっていたか判らないという重要なポイントでした。 調教の過程からして負荷の加減が良い。だから、微調整も奏効して 馬体重も理想ピタリ(506kg)で 出来てきたのです。

皐月賞後に まさかの 牧場帰りですが、今回は 調教の本数は こなしています。途中、負荷に物足りなさを感じる調教もありましたが、陣営が馬体減りに恐々としている現れかも。そのせいで もしかしたら 若干の重め残りが出ているのかもしれませんね。 もし万全の出来なら 馬体重 504~ 510kg近辺での出走となると見てますが・・。 走りに関しては、前走と走路も手法も異なるため 比較が難しいですが、前走よりかは 首が上下に振れて パワーが戻り始めた感じはします。 東京優駿日本ダービー)】調教通信

調教では 完全な仕上がりという訳ではなかった、少なくとも弥生賞の出来ではなかった。 ですが、前走と異なるのは 調教を緩めすぎずに、それでいて きっちりと馬体重を戻せたこと(馬体重 506kg)で、出来は前走よりも上回った。 (弥生賞 96 → 皐月賞 88(指数激減・馬体も激減)→ 東京優駿 90 (指数復調・気配も馬体も復活))

もし、1週前調教をきっちり出来ていたら・・・・。 馬場展開枠順の助けで勝つような様では無くて、本来の素晴らしい能力で勝ちきった姿も出来たと思うのです。

横山騎手の出来に関する発言の 大きなポイントが、このダービー一週前調教だと言って良いと思います。私もよく判らない部分がありますので、様々な面から検証してみて欲しい部分です。


今回、ダービー出走した馬 幾頭か(リーチザクラウンナカヤマフェスタアンライバルドなどなど) 回顧しようとしたけど、 ロジユニヴァース 初めの一頭だけで すっごい疲れる長文になってしまった・・・。

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