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ディープの非放牧について

2008/09/14 13:09 ディープインパクト論
『池江敏郎 厩舎』のコメントについて 私なりのコメントです。

そうですねぇ、、もし 放牧できていたら 馬体が成長していたかもしれませんね。 放牧していれば、120% 130%にも 強くなったかもしれないですね。

でも、そもそも、放牧していれば もっと強くなったはず という説は、 「ディープインパクトの総論」としては 妥当性があったとしても、 「凱旋門賞それ単体の敗因」という枠の話の中で収まるような問題ではないんですね。 だから、「凱旋門賞の敗因」という話題では あまり見られない理由になっている気がします。



私は この箱入り娘状態(非放牧の厩舎管理)にあまり考えたことは無かったんですが、 今回、ちょっとばかり 出来の良くない私の脳みその範囲内ながら考えてみました。

放牧で効果があると思われる要素を私の想像で勝手に考えてみると、、

  • (1)過剰な運動で 硬度が増した骨組織・繊維の改善(骨折炎症の予防)。
  • (2)精神面の改善(競走意欲減退の予防)。
  • (3)人工トレーニングでは得られない 複雑細微な部分要素の運動能力の向上。
  • (4)栄養面で余裕が出るので、成長期の馬体の成長を最大限に促進する(成長期に栄養を必要最大限に与え 身につけさせる)
  • (5)運動馬体の自然形成復帰(人間の思慮不足で走法に変な癖がついていたり、人間の削蹄の技術不足で蹄が無理のある形状にされている場合がある)
  • (6)常用薬物の使用頻度を少なく出来る、内臓機能の自然機能回復など。

放牧の問題点は、これら期待される部分が そっくりそのまま逆効果になること、これらが出来ていない場合 予想外に悪くなって帰ってくる危険性があるということ。 放牧中の事故故障、給餌管理の不手際(食欲減退・体力減退)、精神的な損傷(トラウマ。意欲減退)、変な癖が付いたり 削蹄ミス、など。 一般論としても、放牧帰りなのに、馬体がダメになって帰ってくる、馬体を減らせてくる、というのは しばしば見られます。

「歴史上の名馬」「完全無敵の不敗馬」と既に周囲に認知され、JRAの身勝手な過剰な期待を背負わされたディープの陣営にとって、 「期待の3冠達成」「期待の凱旋門賞」を目前に、この夏という時期に 馬体を完全に休める、完全に他者に任せる というのは とても怖いと思います。

放牧に出したからといっても、馬体が成長して 良くなって帰厩する保障があるわけではありません。池江厩舎には 一流の育成牧場とパイプがあるようですが、それでも怖かった部分はあるでしょう。また、必ずしも放牧をしなければ 何も成長しない改善できない というわけでもなく、厩舎がケアをしっかりやることで 放牧に代わる一定の成果が得られるという自信があったのでしょう。

また、馬体が小柄なことは 必ずしも弱点とは限りません。 小柄だからこそ 故障確率が低かった=結果として故障休養が無かった、 そして 身軽だからこそ ペースのギアチェンジがカーブ周回部分でもスムーズに出来た、などがあると思います。 これは 「ディープインパクトの特徴的な強さ」「ディープインパクトの 無事 是 名馬」と直結する部分であり、小柄な馬体が必ずしも良くなかったとは言い切れない要素もあります。


あと、放牧できる時期としては、なかなか、難しかった状況もあって、というか これが主な原因だと思いますが・・・

  • 3歳夏は 3冠目 菊花賞が控えていた。
  • 菊花賞後は有馬記念に出ざるを得なかった?(どこからかの圧力?単なる名誉・賞金稼ぎ?)
  • 有馬記念後は 天皇賞春があった。
  • 4歳夏は凱旋門賞が控えていた。
・・・となると、完全休養できそうな時期がせいぜい「天皇賞春のあと」なのですが、 ここで宝塚記念に出走させた。結果的に優勝したものの 私が診た限り、調教も良くなかった。 ・・・この判断は私には未だに理解できません。 休ませられる時期は 状況的にココだったでしょう。 この宝塚記念出走~凱旋門賞ぶっつけ本番~薬物検出までの凱旋門出走の流れは、陣営の最大の失敗連発だと 私は思います。

好意的に見るなら、凱旋門賞を控えての フランスでの夏が、放牧休養に代わった時期といえるのかもしれません。

もし ここで放牧できていたら、おっしゃる通りになって、もっと違っていたかもしれませんね。 それは期待できたように思います。

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[Comments]ディープの非放牧について 投稿欄

220 ★ ??? さん…URL @ 2008/11/10 12:18 [編集]
感銘いたしました。
私は以前に「ディープインパクトにもし放牧休養をあたえていれば・・・」とレスさせて頂いた???です。私もそこまで深く放牧の効果について考えたことはありませんでした。確かに仰る通りの効果と諸刃の刃的にリスクも伴っていると思います。池江厩舎陣営がディープを放牧に出すことをためらった気持ちもよく分かります。しかし例えば藤澤和雄厩舎のようにシンボリクリスエスやゼンノロブロイ等のGⅠホースを条件クラスの馬達と分け隔てすることなく民間の育成牧場へ放牧に出している厩舎もあります。藤澤先生が「二度と巡り会えない大器」と公言しているヤマトダマシイという馬を故障で失ったことを教訓として、馬に無理をさせずにトレーニングと休養のバランスに留意されていることは有名です。調べたわけではありませんが藤澤厩舎の馬は故障が少ないと聞いております。「ディープに放牧休養を与えていれば更にパワーアップしていた。」とは断言出来ませんが、可能性はあったと思います。もしかすると凱旋門賞の結果も違ったものになっていたかも知れない・・・。無責任な考えですが、また結果論に過ぎないこと、多くの皆様から非難されることをわかっていますが、「池江厩舎陣営に民間牧場にディープを任せる勇気が欲しかった」と言わせて頂きたい。凱旋門賞後、レースの度に馬体が減っていくディープは正直、かなり疲れていたと思う。JCと有馬記念のレースは素晴らしかったと思うが、あくまで結果オーライ、ディープ自身にかなり無理をさせていたのではないだろうか?最後に池江先生の深い考えも知らないくせに勝手な私論を述べさせて頂いたことをお詫びいたします。しかし馬も生き物である以上、人間同様休養が不可欠であることは間違いないと思う。人間の都合ではなく馬優先で考えてほしい。

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