調教帰りの逍遥馬道で

調教から競馬を見ていますRSS

にほんブログ村 競馬ブログ
ランキング投票ボタン http://meuple.blog3.fc2.com/

QRコード

QRコード

NOTICE

スポンサーサイト

--/--/-- --:-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

↑「拍手」が励みになりますので、よかったらお願いします m(_ _)m
《Trackback(-)》 【Comment(-)】 Trackback URL http://meuple.blog3.fc2.com/tb.php/

【調教通信・解説】実例から見る調教通信の裏側

2005/04/02 13:08 調教通信資料室

私が調教通信という調教診断のようなものを始めてから、2年近くになります。・・・このブログを始めてからは、たったの3ヶ月ですけどね。


皆さんの中には、最近になってこの調教通信を見始めたけど、「意味が判らない」「どこまでが調教による判断なのか」などなど、色々な疑問もあるかと思います。


そこで、最近の調教診断を例に、診断をまとめるに至るまでの経緯をちょっと説明してみようかな?と思いました。これで何となく、調教通信というものの読み方みたいなものが解かるんじゃないかな?


なお、ここで述べている調教に対する考え方については、あくまで私個人の考え方に過ぎないことをお断わりしておきます。


追伸・・・今週は調教通信をお休みします。来週の桜花賞は、もっちろん 調教通信を出しますよぉ!


≪高松宮記念≫11.コスモラブシック・・・の例

≪C≫・・・緒戦から動けそうな感じではありますが、調教の設計構成がアッサリとしていて、息切れの心配もあります。

この「調教構成」ってどういう意味?という方がきっと居たことでしょう。この「調教構成」とは、調教の組み立て、調教メニュー、調教方法・・といえば判るかもしれませんね。


この馬の場合に関して、何が調教構成の問題と感じたのか、もう少し、詳しく説明してみましょう。
この馬の場合、休養明けにしては調教が軽いというか、追い切りの動きはいいのですが、終いがだらしない感じでチンタラと走っていたように感じました。
普通、これが重め残りならビシビシと追うコトが多いのですが、この馬の追い切りに関しては馬なりで終わらせていました。もしかすると、気性面と輸送面を考えて、急仕上げをせずに今回ばかりは一叩きということかもしれません。
ここが「調教構成がアッサリとしている」という意味で、これでは、実戦でも終いまで息が持たないだろうということです。


≪高松宮記念≫16.キョウワハピネス・・・の例

≪B≫・・・結果が出せない馬ですが、とにかく調教での動きが良いので、能力は有るはずです。ただ、調教設計がいくらか雑な印象があり、馬体重に注意が必要です。

この「調教設計」とは、先の「調教構成」とほぼ同じ意味と考えても結構です。私は調教の組み立てや消化の流れを「構成」「設計」と呼んでいます。


このキョウワハピネスは、幾らか調教で駆けやすい馬のタイプです。しかも、小柄な牝馬で、馬体重が減りやすいし、また減ると走れなくなると考えました。
この場合、全体的に抑えめの調整か、あるいは、部分的に抑制して前半をゆったり走り 終い重点で動きの切れを生かす調教をすべきだと、私は思います。
ですが、陣営は、普通の牡馬に施すように、坂路でブンブンと走らせていました。このような調教駆けする牝馬に、週2回、一日2本セットの、好時計を含む調教は、キツすぎると思います。しかも追い切りはパワーを要求される重馬場の栗東坂路です。
ここが「調教設計が雑」すなわち「個々の馬の特性に合わせて調教を組み立てているとは思えない」という、暗にちょっとした厩舎批判ですね。
これでは、馬体に影響して、実戦で能力を発揮する余裕が生まれないでしょう。実際には、馬体重6㎏減の434㎏でした。
それでも調教評価が良い(B評価)なのは、この馬が調教で見せている動きそのものは良いからです。




≪フラワーC≫ラドランファーマ・・・の例

≪B≫・・・一叩きによる良化を特に感じない。

休み明けを一度使った人気馬に関して、解説者らは 判で押したように「一叩きされて良くなった」とお茶を濁して、無難な志向で重い印を打ってます。
ただ実際には、私の印象としては、一叩きで劇的に変わる確率は、あまり高くないのです。この馬がその例で、実際に人気を背負って、凡走しました。


≪フラワーC≫アルフォンシーヌ・・・の例

上の例と同じレースで、人気薄で好走したアルフォンシーヌ のものです。
≪e≫・・・一叩き良化も、さほどの好気配は感じないと、こちらは意見文章が似通っていますが、内容が逆であることに注意してみてください。
こちらの方は一叩き良化自体を認めたうえで、調教での動きはあまり良くは見えない・・・という意味です。慣れていない方にしてみたら、意味が紛らわしいと感じるかもしれません。
しかし、この部分は大きな違いなのです。自分で予想をしている方が、この馬を自分で予想して選んだ際、最終チェックのときに、「前走と変わっていない」のか、「前走から良くなった」のか、そこが注目点でしょう。。
ここが、私が段階評価だけで終わらせずに、追加寸評を載せている意味なのです。



≪スプリングS≫ダンスインザモア・・・の例

≪B≫・・・休み明けを一叩きして、気合が増した感じ。もっと良い位置で競馬できる馬だと思います。

こちらも一叩き良化を予言していて、事実、優勝しました。さて、「もと良い位置で競馬が出来るはず」という意味ですが、これは前走のように、後方からの追い込み競馬をするような出脚の鈍い馬では無いはずだ・・・という意味です。
追い込み戦法の基本的理由は「気性面(他馬を恐がる、ソラを使う)」もしくは「出脚が鈍い、スタートがヘタ」のどちらかです。調教ではそんな感じがなかったので、「前走のような後方からの追い込みの競馬をする理由はないはず」という意味で、先の説明を付け加えました。
実際には、蛯名SPが起きて出遅れ、そこで道中で追い上げる脚を使わされた上に、勝ってしまった。内を狙った好騎乗といわれていますが、そもそも人気馬で出遅れたものだから、内を狙わざるを得なかっただけではないでしょうか。


さて翌週、高松宮記念プレシャスカフェ 。またしても出遅れやらかした蛯名騎手のダンズインザモア の追い上げ勝利をまたも実現しようと、出遅れたうえに、道中で無理をして3着。有能な馬をダメにする騎乗でした。そこからも「もっと良い位置から競馬が出来るはず」とは、前走で出遅れ追い込みの蛯名騎手に対する批判でもあったとも言えますね。


≪スプリングS≫ペールギュント・・・の例

≪C≫・・・動きは素軽いし、前向きな走り方は仕上がり早い感じ。ただ、距離的には一杯一杯かも。

この馬の場合、距離に言及しています。調教で距離適性がわかるのか?調教と距離に関係性はあるのか?という疑問をお持ちかもしれませんが、私は「或る程度までは関係が有る」と考えています。
この馬の場合、調教で「長めに息を保たせる」という効果が期待しづらい調教構成でした。ですから、1800mはちょっと距離的に難しいのではないか?と考えたわけです。


≪スプリングS≫ウインクルセイド・・・の例

≪e≫・・・仕上がりは良いようですが、能力的にどうでしょうか。

不覚にも、この馬の好走は予感できませんでした。調教から調子は窺えても、能力までは的確には把握しきれないといういい例です。あくまで能力などは自分なりに予想してから、調教通信を見ていただいたほうが後腐れが無いかな?と思います。
でも、どうにも選べなくなったときには、この調教通信で狙い目の馬を物色してみてください。たまに良い馬、拾ってますよ~(^^)




関連記事

↑「拍手」が励みになりますので、よかったらお願いします m(_ _)m
Trackback(0)》 【Comment(0)Trackback URL http://meuple.blog3.fc2.com/tb.php/65-2f3041d1

[コメントの投稿] 【調教通信・解説】実例から見る調教通信の裏側




≪運営者だけに伝えたい時は ここにチェック

SUBMIT:
★パスワードを設定しない場合、投稿後の修正ができなくなります。

←Index Page ↑Page Head↑ * Page Bottom *

VOTE

にほんブログ村 競馬ブログ 調教理論へ にほんブログ村 競馬ブログ 追い切り重視へ blogram投票ボタン

WORD SEACHER

RECENT ENTRIES

「馬」グッズを探すなら▼
調教帰りの逍遥馬道で
「馬」グッズを探してみる
・・・のページへ

BOOKMARKS

RELICS OF MEUPLE

PROFILE

ミュープル

  • このブログの運営人は、「調教で馬の調子が判る気になれる」という特異な能力(?)を武器にした(痛い)執筆活動をしています。


COMMENTS

CATEGORY

MIPUL's WORDS

弁解の
うまい人間
はずれっぷりの
いい人間

TRACKBACKS

LINKS


Powered By FC2ブログ

ARCHIVES

記事 全項目表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。