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メリット制は 厩舎の自由競争としてふさわしいのか?(後編)

2008/08/27 02:45 競馬会に対して [メリット制 ]

まず始めに断っておきますと、私は厩舎関係者でもなければ、POGなどを全くやらない人間なので、競馬関係者事情はよく判らないのです。ツッコミどころがあちこちにあるのは自分でも判っちょります。だから、このアクセスがめっきり少なくなった夏場の超深夜にコッソリと出しておきます。


かつて、サラブレッドは高額で貴重で、そして日本の競馬にとって サラブレッドはデリケートすぎた。それゆえに、丈夫なアングロアラブの競走が日本競馬を支えていた。 また、馬を大事に大事に、度重なる故障を何とか庇いつつ ゴマカシつつ、やっていたように聞く。 今の公営競馬もそんな感じのところが残っているだろう。

しかし、現在のJRAは、全てがサラブレット競走となり、さらには 管理頭数枠の拡張とメリット制の厩舎競争、管理技術の進化向上やトレセン外の育成牧場の充実化、出走条件規定の改定などによって、「トレセン外で仕上げてきて、すぐに使える馬を出走させ、(入厩→出走→放牧と)多くの馬を回転させる」のが、最も適した運営形態になってしまった。

これによって「厩舎と同等、もしくはそれ以上に 育成牧場の手腕が成績に関連してくる」 という状況が目立つようになってきた。悪く言えば、「競走馬に対する厩舎の関わり方が希薄」「競走馬の使い捨て」などにも繋がる。 今のJRAは、内厩制は崩れつつあり、かといって 俗に言う(分離され独立した)外厩制でもない。今、賢いやり方というのは、治療や調教などの多くの仕事を牧場に丸投げし、残りの仕上げや出走作業を行なうだけの (何ていうか)二重厩制とか半厩制のようなものが増えつつある。

(中には、牧場主 兼 馬主 という存在が 厩舎を傀儡とし、競走選択から騎手起用から 戦略から調教までの作業を支配し、もはや内厩制の妥当性を侵食しているような錯覚さえ感じる例もある。 ココまでくると、公営の外厩認定制度とか、禁止されているはずの馬主兼調教師と、どこにどういう差異があるというのか?)


≪厩舎のあり方をどう考えるか?≫

この現代的手法が悪いとは言わない。これも一つの経営モデルだと認める。 しかし、こうでもしないと 成功しない厩舎経営という 現状制度も、疑問に思う。 これでは競馬の世界やドラマに 奥深さに欠けるのも当然ではないかと思う。

騎手でも 昔のような味わいのあるコンビが現れなくなったのも、この辺りが大きく関係している。 古いファンは、調教師は愛情を持って馬に関わっていて欲しいものだし、合理的な理屈の勝利者ばかりの世界などは面白みが無いものだと、そう思うのではないだろうか。

馬房数について、厩舎が選択できるようにしてもいいのではないかと思う。 一方で、入れたい厩舎に入厩できなかったり、他方で 無理矢理 馬房を埋めるために望みの無い馬を入厩させてるなんて、 どこかおかしいように思う。

今すぐに良い案が思いつくわけではないが、 「馬房数申請制」でもいいような気がする。 また一定の馬房数以上については「賃貸制」「競争入札制」でもしてみればいい。 それなら「(勝ち組厩舎が得た賞金で) 馬房の借用権を買う(権利)」という現在のメリット制と似た性格の機能を持たせられるし、 また「少数の馬房で こじんまりとながらやっていきたい厩舎スタイル」も有りうる。

そして 例えば、有力馬主がどうしてもというなら、馬主からでも 厩舎を通じて 拡張馬房競争入札のお金を出せるようにすればいい。 それなら馬主にとっても「預かって欲しい厩舎に 預かって欲しい馬を 預けられる」直接的手法が生まれることになり、馬主にしてもメリットが有ると思う。 また、それは 厩舎の経営営業手腕の反映される場面(賞金でなく、厩舎に対する評価によって馬房を得ることになる)ということでもある。

一見、「メリット制と変わらない」ように見えるが、こちらはメリット制よりも多様性を認めることが出来、 また「馬房」が有り難いかどうか判らない 結果的な褒美ではなく、経営手腕で馬房数を可変できる事が違う。 巧く言えないけど、「馬房を増やしてやる」で単に終わる硬直化ではなくって、「馬房」が厩舎運営のスタイルに合わせられる柔軟性っていうか。 馬房をより大事に有効に使ってもらえるようにというか。

また馬房数が変化することが日常のことになれば、細々とやっていくことも出来るし、引退もしやすい。また、少数馬房の厩舎の登場は、馬房が余り 新人が開業する機会が増えるかもしれない。 馬房数の柔軟化が 新規参入と速やかな引退結局、厩舎の自由競争を促すことに繋がるという制度に結び付けられそうな気がする。

問題は 厩舎の人間移動の自由選択が損なわれている点だが、これは時機を見て 改革断行すればいいと思う。 人事権とコスト管理の裁量を縛っていては、本物の自由競争の土俵が成立するわけはなく、それゆえに歪でマヤカシの自由競争のシステムが支持されてしまっているように見える。

ここが肝心なことだと思うのだけど、馬房数は JRAにとっては 厩舎に対する有力な切り札であり、 これを意義も曖昧な成績の報酬などで終わらせるのは、JRAにとっては 非常にもったいないと思う。 馬房数は、新人騎手育成の厩舎や、障害馬管理の厩舎への奨励的援助策として、JRAの制度運営的なカードにするべきだと思う。

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