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メリット制は 厩舎の自由競争としてふさわしいのか?(前編)

2008/08/27 02:33 競馬会に対して [メリット制 ]

まず始めに断っておきますと、私は厩舎関係者でもなければ、POGなどを全くやらない人間なので、競馬関係者事情はよく判らないのです。あくまでうろ覚えの私の勝手な意見ですので、このアクセスがめっきり少なくなった夏場にコッソリと出しておきます。


かつては「無能なバカでもバカみたいに稼げる調教師」「既得権益で大儲けする社会の害悪の一種」という感じに思っていたJRAでの厩舎稼業。

そこに競争原理の導入として登場したのが、この「厩舎の成績から、厩舎ごとの管理馬房を増減する」というやつ。 これは厩舎管理頭数に比例連動するので、いわば「勝てば勝つほど 手駒を増やせる、負ければ 手駒を減らされる」ということになる。 馬房数が 褒賞・懲罰として 厩舎・調教師の尻を叩き、自由競争に導くと言う理屈なわけだ。


≪馬房は 褒賞として相応しいものなのか?≫

よく考えてみると、このシステムは 「努力→結果→報酬」ではなくて、「努力→結果→手駒増加(→報酬??)」ということであり、 例えるなら、大貧民ゲームのようなシステムで、「勝てば勝つほど 手駒が増える」「負ければ 負けるほど 手駒が失われていく」というもの。 これは自由競争の目的を通り越して 格差社会の偏在固定化を促す構造ではないのか。

もし、馬房が増えるにしても、厩舎が馬房を持てば 一つ 増えるごとに 確実にどうしても経費が掛かるようになる。 馬房数にまつわる厩舎経営上の縛り(馬房二つあたり一人雇う、厩舎が雇う人間を選択できないなどなど)があり、 必ずしても 「馬房数 増加」が「全面的な利益」となるとは限らず、場合によっては 歓迎されないものかもしれない。 たとえば、JRAは 余った馬房を新人調教師に押し付けたり、また厩舎も空き馬房の経費を何とか工面するために まだどうにもならない2歳馬を預かってたりもするとの話も聞く。

つまり、一方では 厩舎の競争原理を働かせるはずの「メリット」の「馬房」が、もう一方では 厄介者でぞんざいに扱われているような有様なのである。

(厩舎にとって馬房数の増減が 直ちに報酬に結びつかないのかどうかは、厩舎にも依るし 議論の余地はあるとは思うが)
馬房数の増減が厩舎にとって利益に直結しないとなると、ますます「馬房数をメリット制にする意義」が見えにくくなるように思う。

そもそも厩舎にとって 本来 報酬とは何か?どこから得るべきなのか。 ・・・・それは「馬房ではなく賞金であるべき」ではないだろうか。

「機会の恵まれた人間が勝つ」ではなく、「機会を生かした人間が勝つ」、 その勝利者が賞金を得る、これが自由競争の理想のはずだし、競馬の在るべき姿の様な気がする。。 こんな原則を忘れてしまったから「メリット制=自由競争」なんて歪なことになってしまったのだ。

それなのに、なぜ「メリット制」が 「自由競争の象徴」になんてことになったのか。 それは そもそも本来の競馬の原則が出来ていないからだと思う。 JRAは 賞金の他に さまざまな補助金・奨励金を生み出し、さらにはトレセン内で 厩舎互助会のような共済システムまで出来上がってしまっている。 それを改善できないから、とってつけたような「メリット制」が生まれ 歓迎されてしまった。

つまり、自由競争のために JRAは やるべきことは、実に単純な事なのではないか。 出走するだけで何とかなる甘えた状況を無くし、競争成績が上がらなければ 賞金が入らずに 厩舎が困るようにする。そこまでするのは過激だろうが、少なくとも 馬房数の選択と人事権は 経営権として 調教師に持たせ、裁量を持たせて争わせるべきだと思う。これこそ、本来の 自由競争 自由経済じゃないのだろうか。

今のメリット制は、切磋琢磨する自由競争の舞台というよりも、秩序の崩れたままの弱肉強食の世界のように見える。だから、管理頭数の上限を増やす減らすなどが自由競争に逆行するしないとか、そういう議論は どこか観点がズレているようにしか感じられない。

後編へ続く
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