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ブラックエンブレム 異例の調整について

2008/04/12 03:50 競馬雑記 [桜花賞 ブラックエンブレム ]

ダイワスカーレットのことを書き始めたところの私でしたが、 ブラックエンブレムが(一般的な強さの)追い切りを行なわずに 桜花賞に参戦するとのニュースで、 なかなか興味深いことになりそうだなぁ・・・と興味が増したところです。

追い切り無しで好走は出来るのか? おそらく それについて 議論が出てくる部分だと思うし、 そして私としても研究のサンプルとして 貴重な例になると思う。

厩舎には厩舎なりの考えなどはあると思うし、 彼らの方は 当然 プロなのだから、おそらく信頼性や妥当性は彼らの方があるとは思います。 しかし、そこを敢えて、私なりの見解みたいなものを、眠気を戦いながら ちょろっと書いてみたりしちゃったりします。 もしかしたら 調教通信の段階になってみたら コロッと言うこと変わってるかもしれませんが、そこはご了承ください。



桜花賞の追い切りが必要かどうか?を考えるには、 まずはこれまでの過程を把握する意味で、 休み明け緒戦となるきんせんか賞に立ち戻って 考えなくてはいけない。

3月1日 きんせんか賞に出走したブラックエンブレムの調教を診てみて、 これはなるほど 牧場で仕上げられてきた効果があったことが判ります。 なにせ、帰厩後 21日に時計を出し始めて、24日に一週前として強い追い切り、26日に軽く消化して、27日の最終追い切りでビシビシと追い、そして出走して優勝。 帰厩後時計出しから 出走まで わずか10日の優勝劇です。 いかにも牧場からの即席仕上げですね。

ここで一つ、気になることがあります。 最終追い切りの時計で、36.2-11.5の時計で追っていることです。 敏感な牝馬を併せ馬で一杯に追った、その時計はなかなかのハードさです。

3月22日のフラワーカップ
追い切り時計は2F:11.8-12.0のラップで 前走と比較すると 一見 時計が落ちたように見えますが、 このときは勾配3%ぐらいの坂路なので、実質的には 前走と同程度の時計内容です。 追い方は「強め」だとしても、実質 「一杯に追う」と同質の追い切りになってます。

ここで、調教面で問題というか、気になる点があります。 「調教で走りやすい気性の馬を 坂路追いしたこと。」 「レースでは 引っかかってしまい 意図した競馬(控える競馬)が出来なかったこと」 「本番を前にして 既に馬体重を減らしてしまったこと。」

こうしてみると私からすると、 桜花賞を前に「この馬の仕上げを 進めすぎた」というような感じがします。


なんだかんだ言っても、 勝負のレースの前には きっちり追い切りを掛けるのが常道だし、 強い追い切りが問題なら一週前に追い切りを掛ける。 それが普通です。

それをしない・・ということは、「必要が無い」か「必要だと判っていても出来ない」かのどちらかでしょうが、 どちらにせよ、「予定通り」ではない「スクランブル(アメフトで 咄嗟の判断による予定と異なる攻撃のこと)」であろうという推測は立ちます。 連闘なら「予定通りに追い切りをしない」というのはあることだけども、 まれに中1週で追い切り無しは 見かけるが、 中2週で追い切り無しというのは、滅多に例が無い気がしますが。

中2週で追い切りを行なわない、最速で15.8のラップという追い切り。 こういう手法を採ることになった状況というのを、 ここまでの考察を収束させれば 何となく見えてくるものがある。

この問題を起こしている最大の要因は、長距離輸送でしょう。 中2週で 長距離輸送を挟んで 臨むには、 前走後に余裕を残しておいて しっかり追い切りを掛けるか、 もしくは予めにしっかり追っておいて、追い切りに余裕を残すか。 おそらく、そのどちらかの選択だと思うんです。 ・・で、今回は そのどちらでもないと。

「仕上げが進みすぎたこと」と「長距離輸送の消耗」により、 「厳しい調教を施す余裕が無くなってしまった」 あとはできるだけ消耗を防ぐことを重点にするしかないのではないでしょうか。 場合によっては「桜花賞は無理しない」という決断さえあるかもしれません。 (ただ「無理しない」と「好走しない」とは またちょっと性質が違うんだけどね)


誤解しないで欲しいのは、「走らない状態」と決まったわけじゃないこと。 調教師の手腕で何とかなるかどうか、そこはレースを見るお楽しみというところでしょう。

桜花賞というレースは、牝馬クラシックで早い時期に行なわれる 速いペースの競走であり、 そうなると 仕上げを進めすぎるくらいの状態にしてでも 出走権利を取りに行き、また本番では 掛かり気味にでも先手を取りにいくことが 要求される面が幾分かあるのです。 (だから 展開と脚質が重要な桜花賞と 出来と潜在能力を診る調教通信との相性が良くないってのはあるかもしれない)

だからブラックエンブレムが 好走することだって、ありえない話じゃないと思います。

また、桜花賞の調教通信で何を書くかは、これまでの調教時計や調教映像を診てから考えるので、どういうことを書くかも 自分でもまだ決めていない状態です。

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