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空白の宿題 外記

2007/07/03 00:26 競馬雑記

≪宿題追記 (2007/07/02)≫(仮原稿)

あれから一年が経とうとしているわけですが、競馬マスコミで この事件を真正面から検証しようというものが見当たらないままです。 もしかすると、このまま風化していくのかもしれません。

もしトレセンで取材が出来なくなったら、厩舎村でソッポを向かれたら、それは直ちに 新聞の発刊に支障が出てきますし、雑誌の取材も 馬体の写真撮影さえもままならなくなります。 JRAや厩舎村に逆らうことは、社運や自分の明日からの暮らしそのものが崩壊していきます。 そのような、JRAと厩舎村の樹液でしか生きられない「寄生虫」のような形態でしか生きられないのが(競馬)マスコミですから、これ以上の真相究明は望めないでしょう。ま、寄生虫の恩恵に与っている私らは寄生虫にたかるダニですかね(笑)

もっと厄介なのが、異国で密室での出来事であり、 証拠も無ければ、捜査するわけにもいかない。なにしろ 日仏双方が事実究明に消極的なのです。 私たちにあるのは、もはや推測しかないわけです。

裁判なら確固たる証拠が無ければ罪は問えません。 でも、裁判の事実認定と 真相の追究は 別のことです。 証拠や証言という点と点を、不自然であろうと無かろうと直線で繋ぐのではなく、推測という曲線も用いて自然な流れでつなげていく。 それが真相究明の動き、とくに密室で起きた、関係者の中での疑惑追及とは、そういうことだと思うのです。

いまでも あの文書を「風邪の治療で吸った薬を撒き散らかして、それを被った寝藁を数日後まで残ったのを馬が食べたのが原因の不幸な事故で、それをフランスの競馬団体も認めた」という感じに受け取っている方がいらっしゃいます。

そこで推測であろうとしっかりと記録を残さないと、このまま放って置くと、歪めて伝わってはしまわないか。もっと言えば、「サンエイサンキュー騒動のその後」のように 「十数年を経て、事件の風化に乗じて、関係者が情報工作を謀った一件」と同じようなことが行なわれる怖さを感じています。

私は 不完全な形の個人的な推測ながら、あれをWEB上に出したのは、そういう工作員の起こす流れに対しての楔を打ち込んでおくためです。 弱小であろうと無名であろうと、webは 拾いますからね。


イプラ騒動について、原因や経緯には議論のあるところです。 でも、確認の意味で これだけは繰り返してここに記します。

「風邪」とは関係者さえも正式に申し立てしていないし(事実認定は「咳をしていた」だけ)、 「フランスの競馬主催者」は「寝藁を食べたことが原因」などとは認めたわけではありません。(事実は 原因は特定できなかった と文書にキッチリ書いてある。文書に書いてあるのは「池江調教師の申し立ての内容の記述」であり、またその内容は「陣営の推測」という二重に不確かなものなのである。) さらに処方の責任者はフランス獣医でも、実際の治療行為は日本陣営が行なっていたことも付け加えておきます。

また「イプラトロピウムの使用実績が無い」というのは、「過去にJRAに申告されたことが無い」という意味と、「検出されたことも無い」という意味。 前者はともかく、後者については「JRAはイプラトロピウムが使用されることはそれまで予期しておらず、それまで検査対象にしていなかった。」ことも併せて考えるべきかと思います。

どうしてフランスでは総ての薬物が禁止対象となるのか。 これは私なりの考えですが、 (1)「ドーピングの進歩の激しさに、禁止薬物をいちいち規定していては 追いつけない。それではドーピング抑止効果が薄い。」 (2)「馬という一生物個体、サラブレッドの健全な繁栄を守るための最後の防波堤となる規定」 ということではないかと。

・・・この(2)は説明が必要ですね。 いまでもサプリや薬でのケアがふんだんに行なわれているようですが、これは極度に進みすぎると生物として歪な存在となるからであり、 またそれは動物愛護の精神にも支障がでるからです。(まぁ、イギリスやフランスの動物愛護精神って 歪んでますけどね)

例えばですね、 「自力で出産できず帝王切開のようなことが必要になり、、自力で消化できずに毎度 消化薬を服用しなければならず ペースト状の飼料を飲ませ サプリで補い、インシュリンで血糖値を制御せねばならず、自力で排泄できずに利尿剤や下剤なくして生きていけず、交尾も出来ないので体外受精が欠かせなくなり・・・」(注:現在、体外受精はサラブレッドでは認められないことになってます。自然交配が原則です。)
こんな競走馬を作り出してしまったら、倫理的にどうでしょうか。まぁ、判りやすくした極限の例えですが。

未来の人間にとっては何てこともないことかもしれませんが、これは サラブレッドという種と人間の関わりあい方のガイドラインの問題につながるのです。「生物種の存在に、どこまで人間が手を突っ込むことが許されるのか?」というような。

そこで「薬での、競走力向上だけでなく、競走状態の維持・保障など、総ての不自然な薬の関わりあい方を禁ずる。競馬では 素の生体での競走力を問う。」ともとれるフランスの規定は、ある意味 妥当性がある気がするのです。

それは広義には「遺伝的に喉鳴りを持ち 薬に依存しないと走れない血統を残すようなことは許さない」ことも入るかもしれないし、「遺伝的問題を 密かに薬で打ち消した上で成り立つ血統の存在は、サラブレットの血統選定としての競走においては 不健全な形である」という考え方もできます。

これはペットの犬などでもそうですね。犬種によっては遺伝病が深刻であったり、ブリーダーの質の問題や選定作業の現実もあったりします。この遺伝病の事情を書くと、社会道徳上の表現の問題が出るので、ここでは書きませんが。

そういう「(競走時の)薬物全面禁止」のフランスと、「競走の異常な作用が強い薬を逐一 定義し、処罰規定にする」という日本とは 薬物禁止に対するスタンスがちょっと違うかもしれません。日本は「博打の八百長(もっと言えば カマシ)の禁止」という姿勢ですからね。

この両者には「サラブレッド」という世界に対する文化的姿勢の違いもあるのかもしれませんね。

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