調教帰りの逍遥馬道で

調教から競馬を見ていますRSS

にほんブログ村 競馬ブログ
ランキング投票ボタン http://meuple.blog3.fc2.com/

QRコード

QRコード

NOTICE

スポンサーサイト

--/--/-- --:-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

↑「拍手」が励みになりますので、よかったらお願いします m(_ _)m
《Trackback(-)》 【Comment(-)】 Trackback URL http://meuple.blog3.fc2.com/tb.php/

降着裁定について雑感

2006/11/13 03:10 競馬雑記

何と言っても、カワカミプリンセスの圧倒的強さと降着に尽きるレースでした。


スタートでは、先手を取ると思われたシェルズレイに、 同厩舎のライラプス煽って(あおって)しまった。

このままでは消耗してしまうので、シェルズレイは いちかばちかの大逃げをするハメになってしまった。(もしくは馬が怒ってしまったか)

これは、まるで 「マクラーレン・ホンダの セナとプロストが、同チーム潰しあいリタイアした鈴鹿F1」を彷彿とさせるような ファンには空しく情けない光景であった。 鮫島がバカなのか、ルメールがボケてたんだか、よく判らないけど。


ま、ともかく、問題は降着の場面である。民放のレースレビューを見ただけでの、私なりの見た印象は…

カワカミプリンセス(本田優)が、アサヒライジング(柴田善臣)とシェルズレイ(クリストフ・ルメール)の間隙を突こうと仕掛けた刹那、 左前方のアサヒライジングがふらついて内に寄れて狭めてきたため、 エンジンの掛かったばかりのカワカミプリンセスは避けるように 進路をさらに内に向けたのが、 勢い良すぎて、そのままヤマニンシュクル(四位博文)とシェルズレイに衝突してしまった…という感じだったか。

この件単独としてみれば、降着は当然のことでもあると思う。

…う~ん、一度は「当然」とは書いたものの、じゃぁ騎手がどうすれば良かったのか?となると、勢いを付けた所で 道を狭められて内に切れ込むしかなかったんだし…、従来の裁決の基本姿勢があやふやだけに、ちょっと割り切れない気はする。

ただ…、正直、一時的であろうとも、なんか競馬に萎えてしまった感は、否めない。 それは「無敗の牝馬」とか「優勝馬として相応しい圧倒的な強さ」という名馬の名レースが無に帰してしまった…という脱力感・焦燥感から来るものだろう。

そして、思考は こういう方向に回り出す、「なぜ、この馬だけが?」と。

これまで、降着にすべき例は、幾つもあったと思う。具体的な例がすぐに思い出せるわけではないけど、 このブログを立ち上げる前から、サイトで「きちんと審議・降着しろ!G1とか変な思惑で甘くするな!」みたいなことは書いていたし。

だから、このカワカミプリンセスの降着には、何か突然唐突な感はあるし、だから変な勘ぐりもしたくなる。 「これが武豊だったら?」とか「馬主が某大牧場関係だったら?」とか、「また四位のシュミレーション?」とか「ぺリエの仇討ち?」とかね。

今回の降着で競馬ファンの少なからずの人間が、脱力して、しばらくは馬券を買う気も失せるかもしれない。 けれど、G1の一位入線馬だろうが 降着にすべきことを降着にしたことは 評価しなくてはいけないし、 その裁定をした裁決委員らが 肩身の狭い思いをするようなことはあってはならない…そう思う。

この空しさとか不信感というのは、過去の裁決の不透明さや怠慢のツケが、本当の原因だと思う。 裁決の公正さ的確さが信頼されていない。

  • 裁決委員らがしっかり見ていないから、騎手がオーバーアクション(シュミレーション)でアピールし出すし、騎手間での変な暗黙のルールや取引が出来てしまう。
  • 裁決委員らが自分たちで判断・採決できないから、変な人間関係とか大人の事情が入り込む。
  • そして基準が曖昧になってしまって、公平さが歪んでしまっている。
  • 歪んでいるから、JRAは説明を嫌がる。
  • 説明を嫌がるから、ファンは不審がって裏の事情を想像する。

ディープインパクトの薬物の一件で、公正競馬の姿勢を見せたいJRAの餌食になった…という推測も出来ないわけではない。 そうでは無いと思うけど、そうではないよ…と他人に説得力をもって説き伏せることもし難いのが、今のJRA。

それと、ここらで降着などの制裁の制度の見直しもあっていいと思う。

「競走中における事情による降着・失格は、薬物違反の失格と同様に、馬券とは切り離す。」
→馬券の対象に於いては到達入線通りとすることで、騎手のラフプレーに対する降着を適用しやすくする。
「過怠金を定額(1~数万円)から、当競走の本賞金に比例させる」
→実質的に重賞での過怠金を大幅増にする。稼いでいる騎手のやり得にしないために、過怠金の金額を出走レースの本賞金に比例させる。
「裁決や懲罰の決定理由を詳しく説明し、サイトなどで公表する。それを裁決委員の義務とする。」
→裁決に責任と客観性と透明性と整合性を持たせる。またファンに採決のガイドラインを学ぶ機会を作る
「騎乗停止期間の適用時期に、一定の柔軟性を持たせる」
→「一週間後に宝塚記念でディープインパクトのレースが有るから、ここは穏便に採決する」というような ふざけた大人の事情の裁定 などの疑惑を防ぐ。
「理事長は まともな人物に就いてもらう。記者会見(マスコミ)から逃げまわったり、危機管理の意識が無かったり、競馬に意欲の無い人物は、何とか天下りさせないようにする」
→これが長期にわたって居座っているんじゃ、馬券売り上げが回復するわけがない。っていうか、競馬が良くならない。日本プロ野球と同じ転落の病巣。

とにかく、今のJRAが、ファンに対する思いやりに欠けているのは 確かだね。 施設を豪華にするとか、馬券の種類を増やすとか、PATを普及させる とか、そういうハード面だけののことじゃないんだと。 ファンが疑問を抱くことがあれば丁寧に説明し、問題が起きたら 逃げずに決断し、何を望んで何に不満があるのか 知ろうとする。 そういう意識と行動が必要なんだと。

この2006年は、色々な課題が一気に出てきたような気がする。 この課題を先送りにして 先細りの道を歩むのか、課題に取り組んで 国民的娯楽の復権を目指すのか、 売り上げ2兆5000億円を割り込む時は、そう遠くないところまで来ている気がする。


追記―裁決委員はやっぱり素人以下の無能だった?

Yahoo!スポーツ 競馬
カワカミ降着 本田「すべて僕の責任」
2006年11月13日(月) 6時5分 スポーツニッポン
▼小林善一郎JRA審判部長

降着の事象は4コーナーすぎの直線、ヤマニンシュクルに対して。本田騎手は外ムチを使って急激に内斜行している。前をカットされたシュクルは騎手も馬もバランスを崩し、その後のレースができなくなるほど甚大な被害を受けた。各馬が真っすぐ走っている中、カワカミプリンセス1頭だけが斜行している。内に行く馬に外ムチを使っており、明らかな降着対象。関係者から異議申し立てなどはなかった。

だめだ、こんな裁決で結論だしたのか。結果よりも理由というか、まともな説明にもなっていない気がする。結論の是非はともかく、影響の大きい事例だけに、裁決としては 記憶に残る酷い事例かもしれない。

各馬が真っすぐ走っている中、カワカミプリンセス1頭だけが斜行している…って、この人達、バカ?

素人の私が一回映像を見ただけで、アサヒライジングが内に寄れて、カワカミプリンセスが煽りを喰ったことが見えているのに。しかも加害側の騎手もそう申告しているでしょう?

「各馬が真っ直ぐ走っていた」のは、カワカミプリンセスが既に内に切れ込んだ後で、アサヒライジングが体勢を戻したあとのことでしょうが。

例えるなら、高速道路で普通車線から一つ隣の車線に入ろうとハンドルを右に切ったときに、前の車も隣の車線に入る素振りを見せたので、あわてて さらに右の車線に入り込んでしまって、右端車線の車と衝突したと言う光景じゃなかったの?

ムチの使用に関しては異論は無いところだと思うけど、ハンドルの切り方に過失があるようなものだからね。

結果責任という意味での厳しい判決ならともかく、事実誤認(歪曲)を含んでの厳しい裁決だったとしたら、妥当性に疑問が生じる。こんなアホな裁決説明じゃ、一時的な失望どころか 絶望的な気持ちになってきた。

裁決委員らが、状況を把握できていない、まともな説明が出来ていないという様を見せたことに問題が表れている気がする。

ファンの大多数は、斜行したこと自体に疑問があるのではない。そんなことは すぐに見て判る。説明に求められているのは、「なぜ今回のカワカミプリンセスだけが」という部分に疑問があるのであって、「なぜアサヒライジングが 構い無し(というか見ぬフリ)」になったのか、「なぜ脚色が無いからと不問にしてきたケースとは違って、ヤマニンシュクルへの妨害を今回だけ大きく取ったのか」、そういう裁決の専門的な部分の説明が必要だとは、このエリートさんには判らないのかね。

「関係者から異議申し立てなどはなかった。」…被害馬が可愛そうなことになっていて、元から異議など聞く気もない裁決に対して、異議を唱えるなんて 普通はあるわけないでしょ。何を自らの裁決の妥当性のダシに使っているんだか。最後の一言のイヤラシさも不快。

後味がさらに悪くなった私でございます

関連記事

↑「拍手」が励みになりますので、よかったらお願いします m(_ _)m
Trackback(0)》 【Comment(0)Trackback URL http://meuple.blog3.fc2.com/tb.php/415-4e4bbbfd

[コメントの投稿] 降着裁定について雑感




≪運営者だけに伝えたい時は ここにチェック

SUBMIT:
★パスワードを設定しない場合、投稿後の修正ができなくなります。

←Index Page ↑Page Head↑ * Page Bottom *

VOTE

にほんブログ村 競馬ブログ 調教理論へ にほんブログ村 競馬ブログ 追い切り重視へ blogram投票ボタン

WORD SEACHER

RECENT ENTRIES

「馬」グッズを探すなら▼
調教帰りの逍遥馬道で
「馬」グッズを探してみる
・・・のページへ

BOOKMARKS

RELICS OF MEUPLE

PROFILE

ミュープル

  • このブログの運営人は、「調教で馬の調子が判る気になれる」という特異な能力(?)を武器にした(痛い)執筆活動をしています。


COMMENTS

CATEGORY

MIPUL's WORDS

弁解の
うまい人間
はずれっぷりの
いい人間

TRACKBACKS

LINKS


Powered By FC2ブログ

ARCHIVES

記事 全項目表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。