調教帰りの逍遥馬道で

調教から競馬を見ていますRSS

にほんブログ村 競馬ブログ
ランキング投票ボタン http://meuple.blog3.fc2.com/

QRコード

QRコード

NOTICE

スポンサーサイト

--/--/-- --:-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

↑「拍手」が励みになりますので、よかったらお願いします m(_ _)m
《Trackback(-)》 【Comment(-)】 Trackback URL http://meuple.blog3.fc2.com/tb.php/

ディープインパクト考察(5) 敗戦を招く危険な展開とは?

2006/04/23 22:39 ディープインパクト論

毎度 自分勝手な理屈を曝し(さらし)続けている この『ディープインパクト考察』ですが、 今回のエントリーは、「ディープインパクトが負ける危険な状況」について考えてみます。 これを以って『有馬記念敗戦(展開編)』の代用記事ということにしたいと思います。

(一部加筆修正:4月25,26日)

阪神大賞典の余裕タップリのレース振りには、体調不安や距離適性という不安も考えにくくなってしまった状況でしょうか。 この馬を軽い扱いにするとしたら、相当の競馬持論の持ち主か、はたまたキテレツヨーチロー族ぐらいのものでしょうか。

しかし、、「ディープインパクト、馬券は この馬が頭で仕方無し」という空気だけのままでは ちょっと面白く無いので、 この馬が負ける要素・・・負けるとは行かなくても 苦手とする状況を ちょっと考えてみたいなんて思ってみました。

外れた馬券の「たら・れば」演説は見苦しいとしても、競馬は「たら・れば」議論があるから面白いと思うのですよ。

相変らずの行き当たりバッタリで、読みづらくてゴメンナサイ。


引っ掛かる馬の一般的弱点

かつて、ディープインパクトの弱点の一つとして「引っ掛かる」ことが挙げられたりもしました。

それゆえに、この馬は「引っ掛かるから、距離が不安」という説も以前にはあったようです。 しかし、それは菊花賞や阪神大賞典の結果によって払拭できたと思います。

勿論、普通は「引っ掛かる馬は距離が保たない」のが常識です。

何故かと言うと、息が切れてしまうからです。 ここらあたりを もう少しに丁寧に考えて見ましょう。

レース中に、本来のペースを超える走りをするか、鞍上とケンカして呼吸を乱すと、 運動中の馬体に必要な酸素が枯渇してしまいます。早い話が「酸欠状態」です。

私たちも経験することですが、 走っている途中に、一度でも 息を切らす(呼吸のペース、酸素の消費と供給のバランス)を崩しだすと、大変です。 体のあちこちから酸欠に苦しみだし、程度によっては 運動する余裕さえ失って 動くことを諦める(あきらめる)しかありません。(これが すなわち「バテる」ということですね。)

もし引っ掛かって、酸欠状態になってしまったら、走るペースを落とすしかないのです。 (例えそれで解消しても、酸欠時に稼動してしまった無酸素運動能力の損失は、簡単に取り戻せない)

ですから「能力を発揮するには、引っ掛かってはいけない」のです。

速く走りたがる気性(我慢の聞かない性格)の馬が、引っ掛からないためには、ペースの速いレースが向いているのが普通です。

これらのことから、常識的には「引っ掛かる馬は、短距離向き」なのです。

一度 引っ掛かってしまうと、すでに馬が 騎手の指示を受け付けない状態なわけで、引っ掛かったまま どうにもできないという場合が多いようです。こういうような状態にしないためには、まずは引っ掛からせない という騎手の腕によるところも大きいようですね。

引っ掛かっても へこたれない ディープインパクトの凄技

しかし、このディープインパクトに限っては、この一般常識が そのまま通用しません。

それは なぜか? 「断然に強いから」?・・・それでは 答えとして ちょっと物足りませんね。

この馬は、その優秀な有酸素運動能力によって、 「引っ掛かっても、酸欠になるほどに 運動にさほど影響しない」と思います。

さらに「競走の途中で 酸欠状態を解消してしまう」ということさえ、楽々と出来てしまうのではないか?とも感じるのです。 そしてそれが出来るとしたら、道中のペースがユッタリとする菊花賞のような長距離戦の方が行ないやすいでしょうね。

「引っ掛かってもビクともしない、もし引っ掛かっても 道中走りながら 解消してしまう・・・・」 それが ディープインパクトの驚異的な距離適性の特性だと思います。

また この馬の鞍上が 掛かり癖の馬の扱いが上手と言われる武豊という騎手であることも 大きな下支えとなっています。

ディープインパクトの弱点 それは・・・

長距離も歓迎、体調も悪くない・・・ときたら、残る 負け要因は 何か?

それはやっぱり、競馬の基本的な答えでしょうか。

本来 このことを書くべき 「有馬記念敗戦(展開編)」を省いてしまったため、ここで説明しなくてはいけません。

スタートが下手、引っ掛かる、切れは一級品、ペースアップに対応できる優れた運動能力、ライバルのマークがキツイ、馬体が華奢。

これらの要素から、ベストな戦法が「捲くり(まくり)」だとは、繰り返し書いてきたわけです。

まとめると、ディープインパクトの捲くりとは、

  • 「スタートを急がせずに済ませ、馬群の後ろに付けて 掛かり癖を抑える」
  • 「スムーズな走路が確保できる馬群の外を通ることによって、致命的な不利を被らずに 確実に先行勢を射程に捉える(とらえる)

しかし、その捲くり戦法は、ディープインパクトの武器でもあり、それは同時に 急所 でもあるのです。。

ディープインパクト 最悪の展開とは?

「捲くり戦法」の最悪の状況が揃ってしまった時、それがディープインパクトの敗戦の危機かもしれません。

その状況を生みだすポイントが、「後方の位置取り」「3角のペースアップの負担」「直線勝負」などです。

完全なキレ勝負の状況

逆に、このディープインパクトが(調整面を除いて)負ける危険が生まれる時。それは、「常識的なレース運びで他馬のペースのままに ゆったりと進み、他馬との終い瞬発力勝負となったとき」ではないでしょうか。

こういうときは「瞬発力」「持続力」という二つ持つ強さのうち、片方の武器をムダにしているような状態ですから、そこに隙が生まれると思います。

ディープインパクト考察(1)より抜粋

これは完全な切れ勝負になったパターンですね。

現実問題として 武豊が、直線までディープインパクトを 後ろに置いたままにしておくというのは、考えにくいです。

ですが、超スローペースとなって 他馬が余力充分ということになれば、たとえ直線入り口で前に位置していたとしても、キレ負けする危険があることには変わりありません。(第二のハーツクライが現れる危険ということです。)

有馬記念の敗戦は、多分 この状況に似た状況でした。 しかも相手が「先行できるようになった追い込み馬 あのハーツクライ」でしたから、同情もしたくなります。

捲くりどころで ペースが速くなる状況

捲くり戦法は、当然のことながら 馬群の後ろに付ける位置取りとなります。これは どんなにスローペースでも 後ろからとなります。

スローペースのままで進むとなると、 2周目の向こう正面出口から3角にかけて 代わる代わる馬が仕掛け始め、馬群がペースアップするかもしれません。 すると、それよりも速いペースで走らねばならない 捲くり戦法の馬は、ここで通常以上の無理が生じます。

4角出口から直線入り口までに先頭に立てない もしくは 先頭になるために無理をしてしまうことになります。 (武豊の「仕掛けが早かったかもしれない」という言葉は、ここの部分を指すと思われます)

スローペースから、捲くりどころで馬群のペースが速くなり、GOサインの出たディープがつい無理をしてオーバーペース・・・・というのも怖いですね。そこから直線のキレ勝負となると、無理をした分の危険性が出てくるわけです。

武豊の判断ミスを誘う 大逃げ&超スローペース

しかし、ディープインパクトにとって危険なパターンには、もう一つあるのです。

それは「大逃げ馬とスローペース」が生み出す展開です。

最近の天皇賞でも見られたのが「逃げ馬の独走天下」でした。 他馬は折り合いに執心し、またペースを判断できず、有力馬らは動けないままに、逃げ馬を取り逃しました。

もし、逃げ馬がまたもや遙か前方に飛び出して行って、馬群が動かないままとなってしまったとき、 捲くり戦法のディープインパクトは 動きをスローの馬群に封じられたままとなると想定されます。

逃げ馬が大逃げして、そして大きく離れた馬群のさらに後ろで、 武豊が ディープインパクトの能力と逃げ馬との距離を計り損ね、仕掛け時を取り逃したとしたら・・。

そうなれば、(長距離戦の捲くりとしては)本来の向こう正面からの仕掛けたとしても、すでに遅いかもしれません。

この波乱パターンは「スローの馬群に封じられ、脚の計り・仕掛け時の判断の狂いが生じやすくなった時」ということです。 言い換えれば、「武豊の判断ミスを誘発する展開」というケースです。

この状況を示唆しているのが、「菊花賞」のアドマイヤジャパン(横山典)の先行作戦です。

そのとき 武豊 は 真骨頂を見せるか

ただ、ディープインパクトの鞍上には 武豊 という人物が配されています。

ペース判断に優れていると言われ、ときに柔軟に 逃げたり追い込みに賭けることに躊躇(ちゅうちょ)しない猛者でもあります。

菊花賞の展開は 見事 切り抜けましたし、有馬記念は「飛べないディープ」という計算外のことがあっての2着。

先に述べた最悪パターンの 有馬記念的展開にしても菊花賞的展開にしても、 万全のディープインパクトと武豊だったら 乗り越えてしまう感じもしますけどね。

関連記事

↑「拍手」が励みになりますので、よかったらお願いします m(_ _)m
Trackback(0)》 【Comment(1)Trackback URL http://meuple.blog3.fc2.com/tb.php/303-3a936414

[Comments]ディープインパクト考察(5) 敗戦を招く危険な展開とは? 投稿欄

82 ★ BlogPetのミュースケ さんURL @ 2006/04/27 11:51 [編集]
きょうミュープルで、考察するつもりだった?

[コメントの投稿] ディープインパクト考察(5) 敗戦を招く危険な展開とは?




≪運営者だけに伝えたい時は ここにチェック

SUBMIT:
★パスワードを設定しない場合、投稿後の修正ができなくなります。

←Index Page ↑Page Head↑ * Page Bottom *

VOTE

にほんブログ村 競馬ブログ 調教理論へ にほんブログ村 競馬ブログ 追い切り重視へ blogram投票ボタン

WORD SEACHER

RECENT ENTRIES

「馬」グッズを探すなら▼
調教帰りの逍遥馬道で
「馬」グッズを探してみる
・・・のページへ

BOOKMARKS

RELICS OF MEUPLE

PROFILE

ミュープル

  • このブログの運営人は、「調教で馬の調子が判る気になれる」という特異な能力(?)を武器にした(痛い)執筆活動をしています。


COMMENTS

CATEGORY

MIPUL's WORDS

弁解の
うまい人間
はずれっぷりの
いい人間

TRACKBACKS

LINKS


Powered By FC2ブログ

ARCHIVES

記事 全項目表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。