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多謝をこめての 坂路調教の雑考

2006/02/16 02:01 競馬雑記

落ち込み気味の私に、励ましのメール をありがとうございます。 ヾ(@°▽°@)ノ

たかが 知名度の無いブログなんですけど、それでも期待に応えたい・・・って気持ちもあるんですよね。 まぁ、ちょっとは イイカッコしたいって欲も混じってますが (^^;

人気や解説者に惑わされないように、これからも調教を診ていきますので、長~い目で見てやってください。 ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ー ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) { こ~んなカンジにね

毎週、何らかの書き物も書いていきたいとは思うんですけど、 まとまった時間が持てないせいで なかなか進みません。 ディープインパクトのことなんか、頭の中の まだ半分も出していないもんな~。

さて、題名のお話を・・・

[フェブラリーS]ということですが、今一番気にかけているのが、メイショウボーラー。 彼が なぜああなっちゃったのか、と考えると、そこにはコスモバルクヒシミラクルなどと、 なぜか同じものを感じるのは何故だろうか? 何か判らないけど、同じものを感じる。

すると、そこには「坂路調教」というものが見えてくる。 若い頃は芝の先行馬⇒芝で先行策で結果が出せずに、ダート転向で成功⇒ダートでも精彩が無くなる。 ヒシミラクルはこれとは形は違うけど、内容は似ていると思う。

そこから推測されるのが、「坂路調教って、どうも走法が変わるのかもしれないなぁ・・・」と思うこの頃。


坂路調教で「燃焼しやすい気性でスピードを発現させる」+「筋力のパワーを強化」することによって、 若いうちから気性の勝った先行馬にし、2歳3歳戦の短距離戦で結果を出す。

しかし、そのうちにスピードが鈍ってくる。 とくに長期放牧や故障休養などを挟むと、パタッとおかしくなる。

そこで、芝からダートに転向すると、成功しやすい。 理由は簡単、ダートは先行有利だから。スピードが衰えかけたあたりのパワー型の芝馬が成功する。

ところが、このダートでも通用しないようなスピードになってしまう。

これを端的に表したのが、ヒシミラクルの最終戦。60㎏もの酷量を背負って重馬場で3着に来たこと。 あれは完全にパワー型・・・前に行きたい気持ちについて行けるだけのスピードを失い、パワーの勝負の馬になってしまった。

私が「コスモバルクにとって、今度の(昨年の)有馬記念が芝G1の最後のチャンス」といっていたのも、この辺の理由が大きい。

なぜ坂路調教は、こうもスピードの衰えが目立ちやすいのか? それは馬の先天的な要素と調教を組み合わせると、説明が付くような気がする。

馬っていうのは、もともとは肉食動物に脅かされていた草食動物。 生まれて直ぐに四足起立が出来るようになるのも、その名残り。 そして、「速く走ること」も、草食動物として遺伝的に先天的に備えられた。 その走りのスピードを交配で際立たせた結果が サラブレット 。

しかし、スピードが素質に備わっていても、それに応えられる筋力が無いと実現はしない。 その筋力を効果的に鍛えるのが坂路調教の効果の真実ではないかと思う。 坂路調教の出現で、早熟速成な馬体を手に出来るようになった。

そして坂路調教にはもうひとつ、なぜか美味しいオマケ効果が出やすい。 そのオマケ効果が「競争意欲の激しさ」。 この気性が、先天的なスピードを発火させることになる。

「前に行きたがる掛かり気性」と「速成のパワー筋力」。 この二つを武器に2歳の短距離戦で効果的に結果を出し、クラシックへの切符を手中に収める。

だけども(坂路)調教は、そのスピードの根幹、神経系統が鍛えられるわけではない。 だから、故障放牧のあとで坂路調教しても、パワーばかりが付いて、スピードが戻らない。

時が経つにつれ、次第に「前に行く燃える気性」も落ち着きを見せ始める。気性も神経も衰えが目立つようになる。 というか、これは精神的な疲れとか慣れによるものかもしれない。

「折り合いは付くが、先行できない。」もしくは「馬が前に行きたがっても、馬体が付いていけない。」という感じになる。

最後には、どこも悪くないのに、馬体は好調なのに、ダートでもスピードが足らなくなる、結果が出なくなる。

だから坂路調教専用厩舎は、クラシックは強いが、古馬で衰えが早い・・・そんな気がする。 というか、古馬になるまえに、故障引退ってパターンが多いけど。

とにかく「若駒の時と、古馬のとき」の落差が目立つんだよね。なぜか「燃え尽きる」という表現したくなるような。

坂路調教が悪というわけじゃなくって、競争というのは 何でも共通することだけど、「他のことを犠牲にしてでも効果的な部分に全てを集中させる」のが優位に立つ条件ということじゃないかと。ただ、魔法じゃないので、反動と言うか代償というか、どこかに脆さをもってしまうんじゃなかろうか。

藤澤和雄厩舎や佐々木昌三厩舎は、このあたりが判ってて坂路調教を使いたがらないのかも。角居勝彦厩舎は、もっと計算が上手くて、うまく使い分けをするけどね。

瀬戸口厩舎とか松田国英厩舎は、覚悟の上で坂路調教の短期決戦(3歳重賞狙い)を決め込んでるのかもしれない。

それに比べると、伊藤雄二厩舎とかは、坂路調教でも長持ちさせている感じはする。無理させないことで、消耗を避けているのかも。

別に根拠とか証拠とかは無いんだけど、何となく そんなことを思う最近の私なのでした。

追記

だから、メイショウボーラーが、Eダートコースで追うようにはなったのが、どういう効果が出るのか、もっと突っ込んで考えてみたいと思ってます。

あと、彼は放馬かなんかでコースを10周ぐらい周ったそうだけど、これなんかは、非常に興味深いと思う。「この放馬が実は 理想的な調教になったりしたら面白いなぁ」・・・とか身勝手に見てたり。(^^;

やはりね、2~3歳で極限を求めるようなクラシック(そしてそれを高く評価する馬産)という存在自体をどうにか考え直さないと、早期引退の危険覚悟で無理な仕上げをしてくる陣営は、自然に発生してしまう。

クラシックをファンも支持している間は 若い頃の無理仕上げをファンの側も安易に批判できる資格はない気もする。

それはオリンピックに賭ける若い選手が、身体を痛めてでも結果を出そうとする姿と、そう違いは無いと思うから。

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[Comments]多謝をこめての 坂路調教の雑考 投稿欄

186 ★ さん @ 2008/06/27 06:56 [編集]
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59 ★ BlogPetのミュースケ さんURL @ 2006/02/16 11:57 [編集]
坂路で若い頃は落ち込みなどを解説したかった。


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