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松田 国英 厩舎

2008/12/20 14:00 厩舎ミュー鑑 [松田国英 ダイワスカーレット ]

ダイワスカーレットが変えた 「壊し屋厩舎」のイメージ
(2008年12月20日)

かつて、キングカメハメハなどをクラシック戦線で賑わせながら、故障による早期引退が相次いだことで、壊し屋厩舎のようなイメージが残るこの厩舎。 栗東坂路をハードに追い切る そのスタイルが、この厩舎の一般的イメージである。

しかし、ダイワスカーレットの存在によって、この厩舎が調教で見せるスタイルは劇的に変化したように思う。 桜花賞以降の幾戦かの調教を診ていて、「仕上げ方に余裕が出てきた」「牝馬に手馴れた」印象を感じたことが 今でも強く記憶に残っている。

(今、手元に当時の調教データなどが無いので朧げ(おぼろげ)な記憶だけで書かざるを得ないことは ご勘弁を・・・。)

もしかしたら3歳初春までは 気性的問題(掛かり気味)なことで 不本意ながらの不完全仕上げであったのかもしれない。 しかし、不完全な仕上げのつもりが、GIでも連対を外さない安定した成績を残し続けたダイワスカーレット

その「完全には仕上げに行かない」 という その余裕具合が、結果として「牝馬にとっては 無事に安定的な成績を残す」という証明をするかのような戦績を残してきた。 師は 「牝馬(ダイワスカーレット)の調教法」に何か手応えと自信を得たのだろうか。 とにかく3歳夏以降の調教の印象を振り返ると、とにかく調教の行程に余裕があり、柔和な調教が主体となっているように思う。

(一般的イメージとしては)キングカメハメハを早期引退に追い込んだ壊し屋の厩舎。 それが、闘争心が強く 体質の弱い牝馬 ダイワスカーレットで、古馬になっても順調に戦線に生き残り 最高峰のGIでも戦績を残している・・・。 その現実そのものが、厩舎の旧来のイメージを覆す 変身・進化 を証明しているといっていいかもしれない。

今年の天皇賞・秋では、平成の名勝負の一つに挙げられるかもしれないほどのライバルウオッカとの激戦。

一部では あれこれを言われているかもしれないが、
闘争心の強い(能力も意欲も高い)牝馬が、休み明けで天皇賞を勝ち負けにまで戦える状態にしたこと それだけでも凄いこと
なのである。 調教でも 一つも一杯に追いきっていない。そして出走一ヶ月も前には 既に 長めの調教をこなしている。それを見ていると、あれが仕上がり不足とか、逆に仕上げ過ぎとか、私は今でも思うことはない。

例えば、加速性能も馬力も飛びぬけたスポーツカーで、 急発進し 強力な加速をして、そして目標の地点で 寸分の狂いも無く キッチリ止まるというのは 相当に困難であろう。 それと同じことで、休み明けの気性と仕上がりと調教のバランスの計り具合は、相当に技術が要るものだと思う。

このダイワスカーレットという牝馬を いきなりの休み明けで 天皇賞という超GI格のレース。 先頭意欲を強く見せながらも 、府中2000mをライバルの同厩馬に突付かれながらも、そこを暴走ギリギリを行ったり来たりの微妙な綱渡りに踏みとどまり、そのまま異様なハイペースで逃げ込み、 あれほどの名勝負を残す仕上がりにするというのは、 そこらへんの厩舎に出来るようなものではないと思う。 それを考えたら、他の些細な問題などは 目を瞑れる程度のものだろう。

ダイワスカーレットというカワイイ孫が、強面で厳格なお爺さんを変えた・・・」と表現したら 怒られるかもしれない、まぁ・・それはあくまで 私のイメージだけども。

かつてのようなクラシックで早々と実績を残す立場ではなく、天皇賞の後遺症と今後を考慮する立場となった現在。 今度の有馬記念では 本来は勝ち気の強い厩舎であっても、それを可愛い孫のダイワスカーレットが変えてしまう(勝負に行かない)かもしれない・・。



クラシックで実績を挙げる ハードな厩舎
(2005年12月8日)

通称:松国厩舎。

この厩舎の凄腕の最近の例は、「NHKマイルC ダービー 変則2冠」のキングカメハメハであったと思う。 栗東坂路でビシビシとやるので、パワー溢れる馬が出来る。 「普通・平凡」では勝てない、「異端・究極」の馬が勝つ G1を手にするのは、この調教の凄さにあるのかもしれない。

そう考えると、坂路調教のフロンティア 故・戸山為夫を受け継ぐ厩舎って感じかな。 ミホノブルボンと、キングカメハメハとでは、違うかもしれないけど。

反面、馬の故障が目立つわけだけど、これは良し悪しを簡単に言うのは難しいな。

故障の危険を侵さずに、3歳クラシックで究極の状態に持っていく技って、もしあったら神業でしょ。 古馬が活躍する藤沢厩舎は、だからこそ なかなかクラシックが勝てなかったとも思う。

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