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調教を見るときの考え方について【ミューの書き置き】

2005/02/03 01:49 調教通信資料室

私が調教をどう見ているか・・・ということについて、ちょっと書いてみます。 あくまで私の考え方ですので、客観的に正しいかどうかは別ってことにしてね。


調教って分野は、ちょっとマニアックと言うか、難しい分野なんだと思います。

ですから、調教の見方について、きちんと解説された著書は稀有です。そもそも調教の見方というものが確立されていないために、調教解説の本は書くにも書けないというのが実際ではないでしょうか。

入門書における調教時計

たとえば、競馬入門本などでは、「調教時計」の目安が書かれている場合があります。

確かに、好時計を出した馬が好走する場合がある、また好時計を出せる馬は能力がある馬である・・・という傾向がある点は私も認めます。

しかし実際問題、それで馬券になるかというと、おそらく苦労のわりに当らないことと思うのです。

これは、入門書の調教基準時計が悪いとか誤っているというわけでは、ありません。 これでも、むしろ良心的な内容だと思います。

あくまで調教は、トレーニングなのです。 厩舎の考え方や流儀、それまでの臨戦過程、また馬の特性や性格などによって、調教は多種多様になるのです。 馬によっては、走るのが好きな馬もいるし、調教嫌いの馬もいるわけで、それだけでも追い方と時計が変わってきます。 また攻め手(調教をつけている騎乗者)が軽量(騎手に多い)か重量(調教師や調教助手に多い)によっても変わります。

調教基準時計は、あくまで調教を見るために基本知識・・・という程度と考えるのが相応しい気がします。 競馬入門書に、それ以上の調教の本格的な見方などを要求する方が、酷というものです。

調教攻略本との違い

魑魅魍魎 百鬼夜行の競馬攻略本の世界ですから、調教分析主体の競馬攻略法だって、存在しています。 もしかすると、私の調教分析が、これらの競馬攻略本を使ったもの、発展させたもの・・・という誤解があるかもしれませんね。

ここでハッキリ断言します。

そこらへんの競馬調教攻略本は、私の調教分析にとって何ら役に立つことは無かったし、考え方や調教の理論体系は、私のとは根本的に異なります。 私が調教を学ぶ際に糧となったのは、実際の調教と走りの研究だったし、海外の学者による難解な学術論文のような記事でした。

例を挙げてみましょう。

競馬本や競馬サイトなどの本格的な調教解説には、「有酸素運動」とか「無酸素運動」などという語句の解説が為されていることが多いようです。調教手法との関連やタイプ分けで、攻略法を確立しているものもあります。

しかし、私は調教診断において、このような考え方は基本的にしません。

確かに調教分析する人間としては、無酸素運動とか有酸素運動とかいう用語は、競走馬のトレーニングの研究の際に、基本常識として持つべきものです。

でも、実際の調教欄に載せられている調教に於いては、調教法(コースや追い方)に違いに関連しながらの、無酸素運動とか有酸素運動の大きな違いが有るとは思えないのです。 第一、そんな単純でもないし、実際の調教のそのようなタイプ分けが相応しいとも思いません。

というか、調教欄に載せられている時計は、調教の中でも速い種類で、その多くが無酸素運動を伴っていると思うのです。 ですから、「坂路調教だから無酸素運動」だとか、「馬ナリだから有酸素運動」なんていう考え方は、私はしません。

私の研究の成果で言うと、まれに有酸素運動系の強化を促す速い調教という特殊な調教もあります。 これはごく限られた厩舎だけが持つ調教奥義とでも言いますか、これをすると馬がハイペースでもラクに先行し、そのまま後続を引き離すような驚異的な圧勝をみせたりします。ちなみに、それは一杯で追っているケースもあれば、馬ナリのケースも有ります。

ですから、私にとって、調教の分析の際、ほとんどの場合、有酸素運動とか無酸素運動とかいう分け方はしていません。 もちろん、その概念が必要なケースも存在しますが、おそらくそれは普通の攻略本のものとは違う見方や違う適用の仕方だと思います。

つまり、私の調教診断は、他のものとは全く無関係に、独自に作り上げた調教理論によるものなのです。

競馬ファンは、調教のどこをみればいいのか

先にも述べたように、調教から気配を探るのは、相当に難易度が高い世界です。

調教ビデオで走法などのチェックをするとか、調教時計の変化を見るとか、手段としてあるにはあるのですが、一朝一夕に出来るようなものじゃありません。

ですから、調教から、的確に有力馬を切り、高配当馬券につなげるためには、競馬の調教診断をしているサイトをあちこち巡ったり、競馬新聞の調教担当者の評価など、各々の診断を総合的に判断するのがベストだと思います。

競馬新聞などのトラックマンの調教診断も、価値が有ると思います。 調教を見る専門職の人が、現場の調教を見て、責任のあるスペースに於いて、印象を書いているのですから。

ただ競馬解説者の調教解説では、怪しいもの(ハッキリ言えば、見る目が無いのに解説してたり、競馬新聞のパクリで済ませている)があるので、気をつけたほうがいいでしょうね。人気馬を決して悪く言わない人とか、調教班(現場)の経験が無いのに解説してる人とか。

価値のある調教診断とは、有能馬・人気馬を、限りなく客観的に見つめ、不調のサインを見抜き、勇気を持って不調を言い切ることにあるのではないでしょうか?それができない意気地無しの調教解説に、何の価値があるのでしょうか。

調教を見ることはなかなか難しい世界です。私だって、10年以上研究して、やっと調教診断の真似事が出来る段階になったところですから。

ですから皆さんの場合は、「調教を語れる人」「価値の有る調教診断」をできるだけ探し出し、その取捨を研究する方が、賢明な策だと思います。

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