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非血統論宣言?

2005/08/28 10:43 血統論に噛み付き

これまで私は、競馬に関して、「血統」には触れないようにきました。 私が競馬を究めようと言う手段において、血統論は必要ではなかったのです。

競馬のインテリからすると、非血統論派の私に対して、 「お前は、競馬の何たるかも判っていないんじゃないか?!」という軽蔑が起きるかもしれない。 それとも「競馬の歴史も遺伝の意味も何も判らないヤツ」と罵られるかもしれない。

私はその疑問に敢えて、率直に語ってみたいと思います。 競馬の王道である(権威的な?)「血統論」に、反発してみましょう。

秋競馬の前に、ドサクサで出しちゃえ~(^^;

競馬はロマンだし、娯楽だし、色々有っても楽しい。 でも、たまには「グワグワグワ~!」っと、幼稚で毒々しい記事があっても良かろうと。 だって、これが私の競馬観の一つであることは確かだから、自分のブログぐらいは書いて置きたいと。

あと、この記事は、以前に書きかけてボツにしたものを、急いで書き足しているため、そうとう読みづらく長文になってしまっています。 あとで整理したものを本厩サイトの方で更新するつもりです。

以下、長文で続きます

前置きが長くなりました。本題に入りますね。

過去にも血統論に対する姿勢を述べたことがありましたが、 『長距離戦を続ける意義と真の血統論』 さらに率直に頭の中の意見をそのまんま書き綴って見ます。

競馬攻略を再構築するとき、血統論は排除した

私は、競馬攻略の方向を考えるにおいて、ひとまずは血統を完全に排除して、競馬の勉強をしてきました。 遺伝というものが好きな分野だからこそ、その難しさは判っているのです。

まず、血統論者に対して、私はなかなか信頼できない(人格的な部分の示唆しているのではありません) 第一、血統論を解いている有名な解説者の中で、「遺伝」に関係した勉強をしてきた人は、どの位居るのだろう?

人間、学歴だけじゃないけど、 でも、法学科卒とか経済学科卒といった人たちが書いている血統論を聞いていても、違和感ばかりの経験しかありません。 (そういえば、、昔に比べて、あまり著者の学歴を載せなくなっている気も・・・・。)

例えば、、 「天体の月の影響」とかオカルトちっくなものとか (私はこれでも占星術も勉強してた経験があるが、その私にしても受け付けなかった記憶がある) 「ミトコンドリア」がどうたらこうたらとか (確かに細胞内の呼吸代謝は細胞質遺伝するミトコンドリアが主体だけど、それと競走馬の成績を直結させるのは短絡的すぎると思う。) ・・・まぁ、そういうのは、馬券攻略作家のイロモノ的血統論だとしても・・・。

クロスは、数字の一人歩き

例えば、私は「クロス」というものにも、非常に疑問を持っています。

3×3がどうとか、4×5がどうとか。 私の目には、単に「特定の馬の、血の濃さを確率的に表示したもの」としか感じません。 (もしその発現要素が、性染色体に関係した部分にあれば、部分的に意味が出てきますが。。。)

安易に判りやすい目安であることは判りますけれど、クロスの数字など、はっきり言って、こんなもん、日刊コンピ指数のようなものです。 数字の遊び(・・・これが言いすぎなら、「数値指標」とでも言い換えましょう・・・)に過ぎないし、現実の馬や本質を究めようというアプローチとは思えません。

怪しい血統論者の怪しい素質

例えば、形質の一つに過ぎない「サラブレットの毛色」一つにしたって、すぐに仕組みを説明できる血統論者は、どの位の割合で居るのでしょうか? 見た目にも形質発現のシステムでも、これだけ判りやすく有名な事例でさえも・・・です。

例えば、「距離適性」という要素一つ。

「距離適性」と「遺伝」を理論的に繋ぐ「遺伝子の発現がどう現れて、それがどういう形で距離適性の偏りとして表れているか」などと、しっかり説明できている血統論がありますか? 聞こえてくる血統論のほとんどが「距離適性」という部分で、思考停止状態になっており、 本質論、基本理論へのアプローチがなされていない。

距離適性が偏るのは、 「荒々しい競走意欲の高い気性」からなのか、 「骨格上、走法が悪く、スタミナを浪費する」からなのか、 「筋肉の構成比」からなのか、 「運動神経系で、反応スピード・運動スピードに限界があるためなのか」 「呼吸器系に問題があるのか」 「心肺機能が弱いのか」 理由は幾らでも想定できるわけです。

これを或る程度まで特定できて初めて、「距離適性」と遺伝の関係を突き止めたといえるのだと思ってます。 この本質部分が判らないと、個々の馬のコジツケならまだしも、交配によって推測される発現効果が本質的に予測できない。

ところが血統論のほとんどは「この血統は距離適性が・・・」とサクッと処理されて、またなにか不合理があれば「実は、母の父の血統が・・・だった。」と来る。 それを引き合いに出す正統的可逆的な理由が無く、「理論の不合理を繕うため」に名前が出てくる・・・という後ろ向きの姿勢です。

こうなると言い訳が幾らでも成り立ってしまう、真の意味での解決になっておらず、今後同じケースで同じ過ちを繰り返すことになる。

「距離適性」のまま思考停止している血統論など、これから数百年経ても進歩の無い、本質がつかめず堂々巡りの繰り返しの出口無き分野であると思うのです。

統計は状況証拠であって、理論とは言えない。

すなわち「正統的な攻略法の中では、競馬を究めるには、もっとも不都合がある分野」が血統論です。

プロセスや仕組みが判らずとも、統計的な手法によって、血統と競走の因果関係が突き止められるというのも、一理ではあります。

競馬攻略作家において、成績と結果の統計という手を使うことがよくあります。 これは「科学的な説得力を安易に得ようとする文科系の人間」は特に。

血統は、検証が難しく、かつ研究サンプル対象が無数にあります。 種牡馬だけでは血統論の研究としては、あまりに不完全で、愚か過ぎます。 また、種牡馬と肌馬、それらの競走成績や産駒・孫産駒の検証となると、個人の手ではあまりにも膨大すぎるのです。

それ以上に厄介なことに、人間が育成・調教し、騎乗するのが競馬だけに後天的要因が大きすぎ、 先天的な要因の血統と成績の相関関係が幾らか弱く また「血統に対する人間側の先入観」が育成と管理・環境において、大きな人為的差別要因(研究上の阻害要素)ともなるため、 統計的手法が真実そのまま答えになるわけでもないと思うのです。

研究者の意図的な統計の切り口と、単なる統計の結果、それによる血統論。 それはあまりに雑な研究方法でしょう。 「現象の本質をつかむという科学本来の意義」が判っていないと言えます。

だからこそ、遺伝が判らない人ほど、血統論を安易に、遺伝をカンタンに、そして絶対的に考えていると思うのです。

だから競馬攻略本の世界では、遺伝・血統や生き物をロクに勉強もしてこないまま、 取ってつけたような科学知識、ときに科学的ぶったデタラメ理論のツギハギで、その自分の理論の鎧として語りたがる馬券作家が多い。

・・・そういう気がします。

これからの新しい血統論? いや、たぶんこのまんまでしょ

私は「血統論の意義」を否定しているのではなく、「外面的な現象のコジツケが酷すぎる安易な血統理論」に意味を見出さなかったということです。

ハッキリ言いますと、「世の中の血統論には、怪しいもの、コジツケなものが多すぎる」と感じています。 さも科学的な言葉や研究を、都合のいいように捻じ曲げ、組み込み、積み上げて、偉大な理論のような振舞っている。

根っこの部分で、古きオカルト「錬金術」を後生大事に抱えていて、いまもって、実験と結果を単純に結び付けようとしている。 実験と結果の経験的関連付け、それが間違いとは言えないけれど、 根源理論の解明に歩みだせていない。 そこから先、原子論や電磁統一理論、量子力学のような血統論へと向かおうと覇気が感じられないのです。 だからこそ「湯川中間子予言理論」のような「ワクワクする血統理論」が見えてこない。

「血統論」は、歴史の古い競馬論でありながら本質的な検証が乏しく、オカルトと怪しい常識、古い概念で凝り固められ、その周囲を科学的な言葉で覆われて、進歩が遅々としている。

それが私の目に映る「血統論」なのです。

本当に意味の有る血統論を見出すためには、一度旧来の血統論を完全に無視して、一から研究しなくてはいけない。 (その過程で、先人の知恵を借りることは間違いではありません。)

「血統論の再構築」 でもそれは、個人の限りあるなかで、それはとても難しいことです。

もし、誰かが、そしてアナタが、 血統と現象に真摯に相対して、それを究められたとき、 きっと凄い競馬理論になる可能性はある・・・

血統論について、実は私はそう思ってます。

誰かがそれをやってくれることを期待しつつ、私は買ってきたばかりの「種牡馬辞典」を気楽に読むとしましょうか。
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