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ディープの非放牧について

2008/09/14 13:09 ディープインパクト論
『池江敏郎 厩舎』のコメントについて 私なりのコメントです。

そうですねぇ、、もし 放牧できていたら 馬体が成長していたかもしれませんね。 放牧していれば、120% 130%にも 強くなったかもしれないですね。

でも、そもそも、放牧していれば もっと強くなったはず という説は、 「ディープインパクトの総論」としては 妥当性があったとしても、 「凱旋門賞それ単体の敗因」という枠の話の中で収まるような問題ではないんですね。 だから、「凱旋門賞の敗因」という話題では あまり見られない理由になっている気がします。

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空白の宿題 …イプラトロピウム事件の一推察

2007/06/14 02:12 ディープインパクト論

なぞなぞ・・ でーぷ いぷら ってなぁに?

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ディープインパクト考察(おまけ)~彼を「最強馬」とは言いたくない

2006/12/28 00:09 ディープインパクト論

さ~て、私のディープ勝手論も、これで最後となるのでしょうか。 最後に 頭の中で(おり)のように残ったままの まだ記していない考えなどを書いてみます。 「考察」ていうよりかは、「稚拙な雑感」ですね


『ディープインパクト』の有馬記念で千秋楽となりました。 それは色々な意味での「予測通りの競馬」で、安堵と調和のフィナーレ。

ここでは過去のような「ディープの凄さ」を改めて綴ることは 止めておくことにして、 私が別に感じたこと 敢えてアンチディープ的な要素を書いてみることにします。

別次元の走りで 別の競馬をしていた馬

レース前半では、ゲートも難なく自然に出て、気負うことも無く 馬群を後方から追走し、 後半で武豊が「もう我慢しなくていいよ」と合図を送ると 馬ナリで馬群を交わして行く。 そして直線で「飛んだ」・・・・ この2006年の有馬記念は おそらく「武豊が最も理想としていたディープインパクトのレース」であったと思います。

でも、私は思いました。 最後まで「触れず、挑まず、邪魔をせず」のレースであったなと。 いつもの通り、ディープインパクトは 他の13頭とは 別のコースで競馬をしてきただけだったのですから。

彼は 日本の優しさ(甘さ)に包まれていた

凱旋門賞の敗戦を 「秋の一夜の悪夢」とか「忘れたい記憶」とか「あれは何かの間違い」とか、 そういう想いのファンは 多いのかもしれません。 ただ、私は今年の有馬記念を見た後、それは間違った認識ではないか?と思うようになりました。 あれは「たまたま不運にも負けた」わけではなくて、「ディープインパクトが負ける時 そのものであった」と。

ゴールを駆け抜ける時計を競う「競馬」では 無敵と言うほどのディープインパクト。

武豊が抑えを解いてからの快速は 別次元の走りを見せる馬に変貌し、 だからこそ、馬群を捲くって勝つという芸当で連戦連勝の馬でした。

若干のディープ狂である私は、「歴代最高の競走馬」と言う点は納得します

けれども、「ディープは最強馬」と言うのには ちょっと違和感を覚えるのです。 若干のディープ狂である私が「近年で歴代最高の競走馬」と言うのは納得できても、 「歴代最強馬」となると どこか違和感を覚えるのです。

ディープインパクトという馬は、 馬群に揉まれてみたり 馬群を割ったりして 勝利する馬ではなかったし、 叩き合いで競り勝つような強さでは ありませんでした。

言うまでも無く、「馬体を擦る 当てる」「包囲する」「外に追いやる」なんて熾烈な状況に出会わなかった。 涼しい顔して スイスイと追い抜いていって、疾風の如く スーッと駆け抜けて行ってしまう…

これは、当初からディープインパクト考察(1)で、 そういう不安定要素を防ぐ「大外捲くりの持つ安定性」として述べていた私なわけで、そういう馬だとは百も承知の助ではあります。

そんな中で「そんなディープインパクトをどうすれば負かせるのか?」ということを示したのが、 有馬記念ハーツクライを繰るクリフトフ=ルメールであり、あの凱旋門賞のファーブル厩舎です。

ルメールは、「ハーツクライの先行策」と採ることによって、ディープインパクトに無い利点(先行有利)を大いに活かし、(ディープに調子の問題が在ったにせよ)その差で競り勝ちました。

ファーブル厩舎は、「ディープインパクトの気性」という最大の懸念を シロッコによって揺さぶりかけ、 さらにハリケーンラン煽り(あおり)続けて 長い捲くり脚を浪費させてしまう・・・という念入りな作戦でした。(このあたりは『ディープインパクト凱旋門賞(3)ファーブル厩舎のカミカゼ作戦』『(4)幻惑の中の消耗戦』で書いてます)

ディープインパクトにとって、「馬と馬の戦い」「(しのぎ)を削るような戦い」を強いられたのは、あの凱旋門賞だけだったのかもしれません。 そのような包囲網の中の消耗戦で敗れたままで、再び いつもの「追い越し車線の追い越し競馬」のまま、海外で雪辱を期すことも無く、そのまま終わる…

それは「捲くりの安全性から 離れた展開で 勝利する姿が見られなかった」…というだけでなく、 「後方からの捲くりで無いと勝てない馬」という説を、凱旋門賞が示してしまったままで終わることであります。

また、「ディープインパクトが飛びぬけた能力」と「日本では 誰も悪役に成ろうとしなかった(居たとしてもルメールくらいか)」ゆえに、 それは「ライバルが存在しない」「勝たせてもらった」「最強馬論の候補の中では優遇されていた」という要素は否めないのであります。

これは競馬であるのだから、とにかくゴールに最先着すれば「勝ち」なわけで、 何も 鼻面を並べて叩きあいする必要も無いのですが。。

ただ 他の有力どころの陣営・騎手らに、戦う気概も無い 負かそうとする工夫も無い…(横山典とかルメールとかは 面白くしてくれたから、無いと言うのは言いすぎかな)。 それと「ディープ3冠達成の巨大な期待」、「凱旋門賞 薬物失格から失地回復、その引退の花道を願う巨大な期待」に包まれたディープインパクト。 (少なくとも 一人二人の騎手以外は 雁首そろえて)いつまで経っても 引き立て役さえ務まらないのですから、 ディープインパクトは 生暖かい甘い舞台ばかり与えられていた…といわれても致し方ありません。

そんな競馬が続くと、 「ディープの強さと同調して 勝利の官能に酔う」ことは楽しいと感じる人が多いとしても、 「ディープ競馬の予定調和なマンネリ競馬」に苦痛を感じた人も居ると思うのです。 私からすると、「ディープインパクト時代」の終盤は、冷静に双方が見えていました。

これでディープインパクトは競走馬を引退したわけですが、ほんとに寂しいですね。 それは 稀有な競走馬とリアルタイムに過ごしてきた2年間が終わるという 空虚感だけではありません。 ディープ信者にとっては、ディープインパクトが「最強馬としての一要素に欠落した証であり、そしてそれは(凱旋門賞のあと永遠に)覆す機会が与えられない」ことでもあります。(たとえ現役続行したとしても、凱旋門賞のこともあって、日本国内で 後方からの捲くりのスタイルは 不変のままでしょう)

ディープインパクトには、 素晴らしい走りを見せたレースは 幾つも有ったけれども、 素晴らしい名勝負で勝ったことは 一つも無かった …極論すれば この一言では無いでしょうか。 (ま、これは言い過ぎですが…)

私にとっては「ディープインパクトは 最強に非ず(あらず)、最高の馬であった」と。

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ディープ薬物調査結果を読み解く

2006/11/17 11:00 ディープインパクト論

フランスGALOPと日本JRAの共同見解について、私の思ったことを記してみます。

記事元⇒ディープインパクトの薬物検出事案に対するフランスギャロによる処分の決定について
1.  ディープインパクトの診療のためにフランスに出張していた日本人獣医師は、ディープインパクトの担当きゅう務員から「ディープインパクトが9月13日(水)ロンシャン競馬場での調教後に咳をし始めた」と聞いたため、フランスでの滞在きゅう舎担当のフランス人獣医師に相談をし、吸入治療を推奨された。
フランス側の証言は取れていそう。だけど、「フランス人医師に相談し、(日本人獣医は彼に)吸入治療を推奨された」という部分は、今一度注意しておきたい部分。推奨したのか、もしかして日本人獣医の治療方針の主張を追認をした形だったことも説としては有りうる。
2.  日本人獣医師の要望で9月21日(木)からディープインパクトに吸入治療を行うこととなり、日本人獣医師はフランス人獣医師の処方により吸入治療に必要な薬品「イプラトロピウム」を薬局で購入した。
ここまで8日間、どうしても咳の症状が治まらなかった…ということか、これが本当なら感冒にしろアレルギー性にしろ、軽症とは思いにくい。(正に今、私は扁桃腺を腫らして仕事休んでこれを書いているのだけどね。だからこんな時間に更新してたりする(^^;) 咳が2週間近く尾を引いていたとするなら、軽い感冒レベルでは無い気はするんだけど。
これは 3~4日間ぐらい完璧に熱発・感冒・炎症が発症していたんじゃないのかな? それにしたって、完璧な感冒・熱発の発症だとしたら、8日目というのは対応が遅すぎるから、これも何ともすっきりしない。アレルギー性ということか? それとも、噂に在るような咽頭部に何か問題でも?
3.  日本人獣医師は、9月21日(木)~9月25日(月)の5日間、フランス人獣医師から借りた吸入器を用い、担当きゅう務員の手を借りてディープインパクトに吸入治療を行った。
この治療薬の使用には、フランス側獣医師の手に依らず、日本側獣医師と厩務員が施していたと。
ところで、診断して処方する役目のフランス人医師は、一度 処方箋を出したきりで、後はディープに関知していなかったということ?(形だけの掛かりつけ獣医という疑念も?)
4.  ディープインパクトの関係者およびフランス人関係者は、ディープインパクトがイプラトロピウムを第三者から不正投与され得る状況にはなかったと申立を行った。
ここは両者共通なわけね。草野仁がマスコミで言い放っていた「第3者(陣営以外の人物による)の陰謀」は有り得ないと。
5.  このようにイプラトロピウム陽性の原因が特定されない状況の中で、池江泰郎調教師は、日本人獣医師と担当きゅう務員から「5日間の吸入治療中、ディープインパクトが暴れた際にディープインパクトに装着したマスクから容器が外れ、霧状化したイプラトロピウムが馬房床に噴霧したことが、2回あった。」と薬物検出後に報告を受けた。
「池江調教師は(薬物検出の件を調査中に)報告を受けた」「日本側獣医師と担当厩務員で(5日間の治療中に)誤って薬物を馬房床に噴霧してしまった」と。
6.  池江泰郎調教師は、吸入治療を行った際に馬房床に噴霧したイプラトロピウムが、敷料や乾草に付着して競走当日まで馬房に残り、ディープインパクトが競走の前日から当日の間にそれを摂取した可能性があると申立を行った。
ここ、肝心。このあたりの段落は、池江陣営側の「こうだったんじゃないかな」という言い訳が有ったということを述べているに過ぎないのである。「調査の上で、こうであったと推測された」という文面ではなく、「池江調教師がこう申し立てを行なった」という文面に、注意。(些細な違いでバカらしいかもしれないが、外交的な文書とか判決文とかって、そういう部分には神経使うと思うし、そこに大きな意味があると思う。)
7.(前半)  以上の状況から、ディープインパクトの検体からイプラトロピウムが検出された原因は明確には特定されなかったが、池江泰郎調教師は、9月21日から9月25日までにディープインパクトに対して行われた吸入治療において、ディープインパクトが暴れた際に馬房内に飛散したイプラトロピウムが敷料や乾草に付着したにも拘わらず、それら敷料、乾草を入れ替えずに放置し、競走前日から当日の間にディープインパクトがそれを摂取したことにより尿検体が陽性となった可能性があり、その不注意の全ての責任は自身にあると申立を行った。
上で述べたことがしっかりと念押しされている「検出された原因は明確には特定されなかった」と。
そこで、また日本語の罠が待っている。「9月21日から9月25日までに~略~競走前日から当日の間にディープインパクトがそれを摂取したことにより尿検体が陽性となった可能性があり」というのは事実認定や調査の認定ではなく、あくまで「そういう可能性があり、その不注意の全ての責任は自身にある…と、池江泰郎調教師がそういう申立を行った。」ことに注意。つまりは陣営の言い訳を述べているに過ぎない。
(後半)よって、ディープインパクトの管理責任者である池江泰郎調教師は、禁止薬物事案を未然に防止すべき調教師としての責務を十分に果たさず、その結果、凱旋門賞に出走したディープインパクトの尿検体から禁止薬物が検出されたことについて、調教師としての規律違反があったものと判断された。
ここは「少なくとも厩舎の注意義務に問題があり、かつ結果として薬物が検出された事実」は確定したということ。故意や過失や経緯などは、確たるものは判らなかった(それ以上 調べることもなかった)と。

結論として、被告は過失を主張し、検察側は故意を立証できなかった(原因不特定)…と。で、判決として、被告の主張を認めましたよ…と。そゆこと。


さらに、ちょっと私なりに註記しておきたい部分などを。できるだけ詳しく現場に近い人からと思って、須田鷹雄の日常・非日常のところより。

Q(須田)B検体の陽性が伝えられたあと、ルイ・ロマネ専務理事は日本のマスコミに対し「ディープインパクト陣営が期日後まで投薬を続けた」という見方を示していた。今回の発表はそれと異なる内容だが、ロマネ発言は私的見解だったということなのか。今回発表の内容は、事実関係として争いのないところなのか。

A(金田審判担当理事)配布資料の制裁通知文がフランスギャロの最終見解であり、その内容については争いが無い。(須田注:主な事実関係としては26日以降投薬が行われていない、陽性の原因は薬物の飛散である、といった点)

「26日以降に投薬が行なわれていない」とか、「陽性の原因は薬物の飛散である」が事実関係なんて、見解には書いていないのだよ。 「25日までに治療が行なわれ」たことが事実として認定されていて、それ以降は不詳。「陽性の原因は薬物の飛散である」とは池江調教師の申し立ての内容の形で記述されているに過ぎない。

よって、(須田注:主な事実関係としては26日以降投薬が行われていない、陽性の原因は薬物の飛散である、といった点)という断言は、この人が本当は頭が良くて しかも競馬関係に造詣や人脈が深い方だけに、なんか変な意図を感じてしまう。

Q(須田)故意の不正は無かった、とフランスギャロも認識しているということでよろしいか。

A(金田理事)その通りである。今回は制裁金が課されたが、不正があった場合には制裁金だけでなく、調教停止などの処分もあわせて下される。

よくよく考えてみれば、「ディープインパクトの検体からイプラトロピウムが検出された原因は明確には特定されなかった」のに、「故意の不正が無かった」ことが立証できているのか。「故意の不正で在った」ことまでは立証できなかった…というのが本当の意味。神の知る真実が「故意」にしろ「過失」にしろ、文脈はそういう意味である。

Q 調教師はレース前になにを知っており、なにを知らなかったか。

A(池江)治療を行うことは知っていた。薬品については知らなかった。禁止薬物に該当する可能性があることは知らなかった。飛散があったことはレース前には知らなかった。しかし、いずれにしても結果責任は厩舎管理者である自分が負う。

これ…どうですか?、いったい。「薬品については知らなかった」「禁止薬物に該当する可能性があることは知らなかった」って、なんか違和感があるというか、競馬の管理にこんなにもノンビリしていた お爺(おじい)ちゃん調教師 だったんでしょうか?

フランスの競馬って「(不自然な)薬物自体が(当日に検出されるのは)イカン!」じゃなかったでしたっけ。フランスで(ここでは師のいう意味での)「禁止薬物」に該当しない呼吸器治療薬って、どれだけあるんでしょうか?って馬の治療薬に詳しい人に聞いてみたい。

Q「当該薬品は、空気中でそれだけ残りうるものなのか」

A「(西村馬事担当理事)揮発しにくい薬であり、残ることは不自然ではない」

素人の私には、「残ることは不自然ではない」と言われたら、「はぁ、そうですか」としか言えませんね。 誰か薬に詳しい人の話待ち。

Q「敷料の交換などは行わなかったのか」

A「(池江)敷料は遠征先のパリアス厩舎からほぼ無料で提供してもらっており、なるべく大事に使っていた」 ※須田注 敷き藁はボロや尿でひどく汚れた部分を捨て、残りは干して使う。どの程度捨ててどの程度再利用するかはケースバイケース。貧乏馬術部などはとことん再利用。ゼニ余ってた時代の馬事公苑などはバンバン捨てていた。(全くの余談だが須田は学生時代苑に厩舎バイトに行って藁を干していたら、「そんな汚れたところは捨てろ」と言われて貧乏が露見したような恥ずかしい思いをしたことがある)

さて、陣営の申し立てによる「誤って床に噴霧してしまった事件」の日付が判らないのだけども、仮に最終日の25日として、出走前日までが6日間か。「ひどく汚れた部分は捨てて」「残りを干して」それが3~6回繰り返されて、それでも残る確率ってのは、どのくらい何だろうか?と疑問に思った次第。敷き藁の全部に薬品が行き渡ったとか、しかも それが芯まで染み込んでしまったとか、その薬付き藁をディープが食べまくった…とか? う~ん、これは検査精度や検出された量とか出されてみないと…。


「私たちから遠い場所での出来事」だけに、私たちからすると もう「信じるか、信じないか」の世界ですからね。 あとは当然 水掛け論のようになるのかもしれません。

少なくとも「フランスGallopとJRAの共同見解」は認めるとしても、「池江陣営&JRAの主張」は俄か(にわか)には受け入れがたい。もし仮に、私がこれを受け入れる時が来るとしても もう少し時間が掛かるかな。

そんでもって、正直言って、須田鷹雄さんも「油断ならない人だな」 と思いました。

あと、これがもし総て事実だとして…。 薬物検出発表後の「心当たりが無い」「スタッフを信じる」「自信を持って沈黙」(他)などの強弁の居心地がどうも不自然なシコリになって残る。なんか、まだ何かがありそうなんだけどねぇ。

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ディープインパクト凱旋門賞(4)幻惑の中の消耗戦

2006/11/03 02:04 ディープインパクト論

今ごろ凱旋門賞での敗因なんて綴っている変てこなブログです。まぁ、敗因は色々と考えられるわけですが、ここでは他で語られていないような部分を特にクローズアップしてみています。 ま~、あくまでディープバカの思い込みなんですけどね。

今回は 岡部騎手の「まだまだ」やペリエ騎手のコメントなどで、物議となった「仕掛け」についても、 私見を述べてみます。

あいかわらず、バタバタしたままの文面ですが、お付き合いくださいませ。


前編のあらすじ

武豊がマークするほどの強豪 シロッコハリケーンランを 捨て駒にしてしまうという豪華なディープインパクト揺さぶり作戦を企てたファーブル厩舎。

凱旋門賞の折返し地点、まずはシロッコが挑発を仕掛け、それを遣り過ごしたと思いきや、今度はハリケーンランが後ろからディープインパクトにプレッシャーを掛け続けてきました。

残り1500mという地点から動き出したシロッコは、先頭のアイリシュウェルズに追いついてしまい、そのまま雁行状態になってしまい、 そして一方、ハリケーンランディープインパクトとの併せ馬に近い状態のまま、折り返しの下り坂に突入しました。

仕掛けを狂わせた下り坂

凱旋門賞の下り坂というと、残り1200m地点のあたりでしょうか。 ここでディープインパクトと武豊は 最大の失敗をしてしまいます。

先行争いのシロッコと、併せ馬でプレッシャーを掛け続けるハリケーンラン、 そして掛かり気味になって口を割りつつ走るディープインパクト。 そして、そこは「下り坂」。

ディープインパクトは、つい力んでしまってオーバーペースで走ってしまったのです。

マークをシロッコハリケーンランに合わせていた武豊は、速い流れに気づかなかったのかもしれません。 それとも、口を割るような難しいところが出てしまったディープインパクトを抑えることを良しとしなかったのかもしれません。

この下り坂の地点は、フォルスストレートのずっと手前。そこで引っ掛かりながらの下り坂。 ここで動いてしまったことは、勝負を大きく決めた 隠れた要因でしょう。

ディープインパクトは この下り坂で、シロッコとの間隔を一馬身も詰めてしまいました。

早いか遅いか、フォルスストレートの動き出し

普通の馬なら、フォルスストレートで動き出していけないことは、常識かもしれません。 それは「京都の坂はゆっくり下る」ことが常識のように。

しかし、ディープインパクトは そういう常識で計れる馬ではありません。 この馬は、早めの動き出しで捲くり始め、そして終いにもう一段の加速で切れる脚を繰り出す、そういう馬です。 「ゆっくり下れ」の京都でも、早めに動き出して勝っている、そういう馬です。

ですから、ディープインパクトを良く知っている武豊が、ここで動き出すのは「あるべき姿であった」と言ってもいいかもしれません。 常識から「ここで動いてはいけない」というのは、ディープインパクトには 当てはまらない気がします。

少なくとも、「仕掛けの地理的位置」としては、ここが、ディープインパクトの仕掛け位置なのです。

ただし、もう一方で、「仕掛けの時間的位置」としては、フォルスストレートは間違っていたのかもしれません。

仕掛けの「地理的位置」と「時間的位置」と、私は変なことを言い出したわけですが・・・。

修正できた菊花賞 と 修正できなかった凱旋門賞

過去に、同じように引っ掛かったレース、菊花賞があります。

このレースでは、ディープインパクトは見事3冠を達成した一方、 凱旋門賞では あの切れ味が不完全燃焼で終わってしまいました。 ・・・これはなぜでしょうか。

もちろん、勝ち負けに関しては、相手の能力の問題もあるわけですが、 「本来の能力を発揮できたか否か」は相手のせいではなく、別のところに要因があります。

菊花賞では、引っ掛かったのは 1周目の4コーナーからスタンド前にかけての区間です。 凱旋門賞で引っ掛かったのは、下り坂からフォルスストレートにかけての区間です。 ・・・ここで何がディープインパクトの違いとなっているか、判りますでしょうか?

答えは、「自分の走りを取り戻す時間」です。むしろ「呼吸と走りのリズムを取り戻す時間」と言うべきでしょうか。

菊花賞では、1周目スタンド前で馬群の後ろに付けて、そのまま2コーナーに入り、折り合いを取り戻しました。 そこから、向こう正面の終わり際から動き出したのです。

凱旋門賞では、その「自分を取り戻す時間」が無かったのです。 前に馬が置けない状態で、下り坂で掛かり気味にオーバーぺース、そのままフォルスストレートで進出を開始、そして最後の直線に雪崩れ込みました。 直線までハリケーンランが執拗に食いついていたために、息が入らない展開になってしまったのです。

ギアが掛からなかった理由

ディープインパクトの走りは、走り高跳びのようなもので、 小走りの助走(スタートから道中),大股走りでリズム作り(捲くり),そして踏み切ってジャンプ(最後のギア、切れ味)という段階を踏むことで、 あの能力は発揮されます。

ところが凱旋門賞の場合は、 小走りの助走の部分から 大股走りへの移行が早すぎて しかも力んで走っていたために息に余裕を失ってしまい、踏み切りで息切れを起こして中途半端な結果になった…と表現すれば判りやすいように思います。

ですから、引っ掛かって息が切れそうになった状態では、「リズムを取り戻すこと」が必要であって、 この凱旋門賞の場合では、フォルスストレートでギアを入れなおす準備が時間的に必要だったわけです。 (状況的にそれが可能かどうかはともかく、時間的仕掛け論という理屈からすれば必要であったということ。)

その一方で、終始 ディープインパクトをマークしていたレイルリンクは、 フォルスストレートで 一呼吸二呼吸の間、息を入れさせて、しっかりと追い込み体勢に移行しています。

何が間違いだったか

フォルスストレートで動いたことが問題というより、 その前の下り坂での走りの狂いによって フォルスストレートでは既に勝機を失いかけていたと思うのです。

武豊は、「ディープインパクトらしい位置」での早めの仕掛けだったと思うし、 あの展開なら「無理をして前に行ってしまったシロッコ」と「併走を続けたハリケーンランの閉じ込めの成功」によって、 この2頭には負けない展開だという計算が成り立っていた…、そこまでは武豊の力量だと思います。

ただ、計算違いだったのは「下り坂のペ-スの扱い」と「相手の勝負馬の見極めを誤った」ことでしょう。

スローペースのように見えて、先行勢がボロボロになったのは、こういう駆け引きによる消耗戦が行なわれたからだと思います。


あとがき

凱旋門賞の敗因は、人によって色々とあると思います。 全てが敗因の一つといってもいいのかもしれません。

もし斤量がもっと軽かったら、先着できていたのかもしれません。 もし馬場がもっと走りやすかったら、先着できていたのかもしれません。 騎手の仕掛け時が違っていたら…とか、血統的に…とか。

ただ私は、「ディープインパクトらしい走りが出来たかどうか」という観点からして、 1~2馬身分のハンデがどうこうというより、もっと別の理由が欲しかったという思いがありました。

追記(11/07)

この凱旋門賞で強く感じたことは、「敵地(アウェイ)戦ならではの苦しさ」です。

人気のある能力馬が、敵地で「勝つ」には、敵軍勢の「勝たせない布陣」を潜り抜けて、なおかつ「力で捩じ伏せる」ということが必要なんですね。

今回の凱旋門賞の挑戦は、「フランス人の凱旋門賞の執念に、日本人は敵わ(かなわ)なかった」…そういうことです。馬主も調教師も騎手も、甘かったんです。馬は「日本近代競馬の結晶」とかのレベルだか何だかは知りませんが、色々な意味で甘かった。ファンも、マスコミも、そしてJRAも、薬物検査もね。(註:ファンが熱心に応援していることを誹謗していいるわけではなくて、日本競馬全体に ここで気を引き締めて 精進する課題が山のように有る…ということです。)


一応、これで勝手な回顧は終わりますが、 あとは目下の疑惑か策略か 、あの「薬物検出」に関して、もし何も明白ならないままで幕引きになるようなら、 私なりに勝手な憶測を書いてみたいとも思ってます。


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